はじめに・ご挨拶
舞台公演団体Domixは8年前にスマホ時代での次世代漫画の在り方を探ろうとプロ漫画家たちが集まって作ったのが始まりです。
その名は次世代COMICのCの次のアルファベットはD、面白くなるなら何でも「混ぜ合わせる」の意味、Do-Mixを足して命名されたものです。
そして モーションコミック(漫画動画)の制作及び配信、販売を経て、5年前から舞台に進出。動画と演技の舞台は高い評価を得て、回を追って内容も進化、上がり続ける評判に応えて3年で10回の興行を行い、毎回規模を拡大して参りました。
漫画と動画は融合を深め、音楽には生演奏も加わるようになりました。それは舞台として観る漫画であり、演技で見る漫画でもあります。
そんな過去になかった舞台ですので、自然発生的に2.2次元舞台(2.5次元より2次元との融合が深いので)とも呼ばれるようになりました。
そして今回、Domixで公演したい舞台の演目は…最も部数が多かった黄金時代と言われた頃の少年ジャンプに連載された大ヒット作品であり、一昨年gooで行われた「テレビアニメ化熱望!連載終了したジャンプ作品ランキング」でも第4位に入ったほどの衰えぬ人気を誇る、不朽の名作「アウターゾーン」です!
4年前から僕らDomixが目標として掲げ、相応しい団体となって公演すると公言し続けてきたその作品…これまでで最も力を注いで創り上げようと力を結集してきた作品です!
本来なら2020年5月2,3,4日の3日間で公開されるはずだったDomixの集大成となるべき舞台…
それが稽古も半ばという頃に、新型コロナウイルスの襲来によって直前で無念の延期とせざるを得なくなってしまったのです…
ですが、これは僕らの目指した集大成です!なんとしても規模を縮小することなく、さらに充実した形で上演したい!待ってくれているファンに報いたい!
それが僕らDomixの願いです。
ご協力、御援助、この情報を拡散していただけるだけでも嬉しいです。
どうぞよろしくお願い致します!
原作者から
アウターゾーンの連載を開始してから30年も経ちますが、こういう企画を用意していただけるのは本当にありがたいです。コロナ禍で長らく延期になっていますが、どのような舞台になるのか私も期待していますので御支援よろしくお願いいたします。
光原 伸
このプロジェクトで実現したいこと
公演直前で新型コロナウイルスCOVID19による緊急事態宣言が発令し劇場が封鎖、公演中止を余儀なくされ、Domixは約60万円の損失を被りました。苦労して抑えた人気の劇場、大量に刷ったチラシ、半ばで終了となった稽古、買っていただいていたたくさんのチケット…費やした時間、準備、お金…全てが徒労となり、振り出しに戻りました。
しかし、今もネット上では舞台アウターゾーンへの期待の言葉は散見され続けていますし、僕らスタッフ&キャストの情熱は衰えることなく燃え滾っています。ここに至るまでキャスト、スタッフ共に一人の離脱も出ていません!
スタッフやキャストだけでなく、多くのファンの方のアクターゾーンに向けられたこの大きな情熱を、損害に応じた小規模でこじんまりした場にまとめるなんてことは、勿体なくてできません!
ですから、失ったものを取り戻し、無期延期となった舞台をさらに拡大して実現したい!というのがこのプロジェクトを立ち上げた想いです。
Domix11アウターゾーンで上演されるお話は全10本。その全ての話にモーションコミック動画が制作されていますが