ベナンの農家の自立を目指して、野菜の農家直送サービスを軌道に乗せたい!

ベナンの農家の自立を目指して、野菜の農家直送サービスを軌道に乗せたい!
ベナンの農家さんの貧困を解決し、彼らが自立できるよう、農家さんと消費者のプラットフォームを作るビジネスを始めました。第一ステップとして開始した農家直送サービスを軌道に乗せるため、顧客に向けたHP・アプリ開発費、野菜保管庫設置費、広告宣伝費をご支援いただけないでしょうか!ぜひ応援よろしくお願いします!

タイトル:はじめに

はじめまして!
ベナンで株式会社Agri-Missionを経営している綿貫大地と申します。

自己紹介画像

 Agri-Missionは、『ベナン共和国で貧困に悩んでいる農家さんが安定した収入を確保でき、一人でも多くの農家さんが自立して活躍していくこと』を願い、2021年3月31日にベナン共和国で設立した会社です。

 今回は、事業の第一ステップとして開始した野菜の農家直送サービスについて、事業を軌道に乗せるための3つの費用を、皆さまからご支援いただきたく、クラウドファンディングを決意しました。

最後までお読みいただけると嬉しいです!
まずはベナンで起業したきっかけからお話させていただきます。

タイトル:起業のきっかけ

 私は2017年から2年間青年海外協力隊として、ベナン共和国に赴任しました。

 ベナンは西アフリカに位置する、日本の3分の1ほどの面積の国です。北部にはサバンナが広がっており、多くの動物が生息する国立公園もあります。

ベナン共和国

 気候は1年を通して温暖で、パイナップルやマンゴーなどのトロピカルフルーツも多く獲れます。またこの国で暮らす人たちは、気候に負けないくらい温かい人が多いので、とても生活しやすい国です。

ベナン風景

 私はこのベナンで農業の公的機関の地方支部に在籍し、農家さんの収入向上のプロジェクトを行っていました。

 活動の中で、とても多くの農家さんやその家族に出会いましたが、彼らのほとんどは農業だけでは生活ができていませんでした。

農業で得られる収入は、

1ヶ月、たったの5000円

 彼らは農作業の合間にバイクタクシーの運転手や学校の教師をすることで、何とか生活できている状態でした。

ベナン農家の風景

 農業をきちんと学んだ人は少なく、基礎教育でさえ修了していない農家さんもいます。。
そのため、公用語のフランス語や計算ができない農家さんもたくさんいました。

 彼らは全員農業に対するモチベーションがとても高く、農業に真摯に向き合っていましたが、週6日、1日中一生懸命作業をしても、日々食べていくので精一杯。

 私にはそれがとても悔しくて、そんな彼らの現状を変えたい!彼らの収入向上に少しでも貢献して、さらに豊かになってもらいたい!という思いが込み上げてきました。

 そしてもう一つ、ベナンでの起業を後押ししてくれた出会いがありました。
それはAgri-Mission創業メンバーであるRomainとの出会いです。

Romain画像

 彼は大学で農業を専攻し、野菜農家のグループをゼロから立ち上げた経験があります。野菜農家グループのリーダーを務めていた彼に出会い、その知識や勤勉さにとても助けられました。現在ではベナン野菜農家組合の副代表を務めながら、Agri-Missionの副代表として私のことをサポートしてくれています。

タイトル:農家さんと消費者の課題

 起業のきっかけは「農家さんの収入向上に貢献したい」という想いでしたが、彼らが一体どこに課題を抱えていて、なぜ収入が少ないのかがはっきりと分かっていませんでした。

そこで約20人の農家さんにアンケートを行ったところ、2つのことで困っていることが分かりました。

農家さんの課題

 また農家さんだけでなく、約100人の都市部の消費者にもアンケートを行い、普段購入する野菜や購入場所などの購買行動や現状を聞くことで、ここでも2つの課題が見えてきました。 

消費者の不満

市場の風景

タイトル:Agri-Mis