北海道の図書館に届けたい! 大人にも勇気を与えてくれるブロッコリーの絵本

北海道の図書館に届けたい! 大人にも勇気を与えてくれるブロッコリーの絵本
この絵本は本当の気持ちを隠し、まわりに合わせて生きることに違和感や生きづらさを感じているすべての人へ、”コロナ禍の今”だからこそ、心の声を大切にして一歩踏み出し、幸せに生きて欲しいと願い、私の経験を元に制作しました。初版が発売日に完売したため、増刷し北海道の図書館へ届けたいです。初めて挑戦します。

こんにちは。北海道でパステルアート作家として活動している丹﨑真由子です。
主宰しているパステルアート教室アトリエtutumu(つつむ)で、絵が苦手でも楽しめるお絵描きをお子様から大人まで幅広い年齢層の方に教えながら、作品制作のご依頼をいただいて主にパステルやオイルパステル、色鉛筆などを使って絵を描いています。

皆さん、パステルアートはご存じでしょうか?
ざっくりとご説明しますと、パステルという画材を削りパウダー状にして、画用紙に塗り広げたり、パステルを直接持って描いていく ぬくもりを感じるタッチが特徴のアートです。

このパステルや色鉛筆で絵を描き絵本を作り、手作り本のイベントに出展後、自費出版したのが、このプロジェクトでご紹介させていただく
”だつブロくん ぼくはブロッコリー をやめることにした。”という絵本です。

 「伝説のなないろに輝く空を見る」という夢を持つブロッコリー「だつブロくん」が、まわりの仲間に反対や批判をされながらも自分の気持ちを大切にし、ブロッコリーをやめて夢を叶えるために冒険に出ます。

果たして「だつブロくん」は、伝説のなないろに輝く空を見ることが出来るのか?

この絵本は、本当の気持ちを隠して、まわりに合わせて生きることへの違和感や生きづらさを感じている子どもから大人、すべての人に、

まわりに何を言われても、ありのままの自分を愛して生きることや、自分の心の声を大切にしよう。

一度きりの人生だからこそ、自分らしく生きる勇気を持って進もう。

という、私の実体験から感じたことをもとに、 コロナ禍の今だからこそ、伝えたいことを詰め込んで描いた絵本です。

初版が発売日に完売したので増刷をし、北海道の公立図書館へお届けしたいです。

そして、全国の方に向けて一般販売もしたいです。

私は幼い頃から、まわりのお友だちと自分はなんとなく違うと感じながら過ごしてきました。
思春期の頃に仲間はずれを経験して、人に嫌われることが怖くなりました。

そして、社会に出て年を重ねるほどにその違和感や疎外感がより強くなり、

どうして、自分は皆と違うのだろう。

皆と違うことがダメなことのように感じ、同じにできない自分を責めたりもしました。

みんなと同じようにしていなければ・・・・・・

まわりに合わせて、上手く生きていかなければいけない。

気がつけば、

”すべての人に好かれていなければ”という気持ちがどんどん強くなっていき、

違和感や疎外感を押し込め、 自分の本当の気持ちにふたをして、

気付かないふりをして生きていました。

まわりにこう言われるかもしれない。

みんなはどう思っているのだろう?

みんなと同じなら安心。。。

自分の心の声に添って何かをする時は、どこか不安で内心はビクビクしながら、でも、それを人に悟られないように行動していました。

結婚し子育てをしている中でも、我が子の成長が他の子よりもゆっくりなことや人見知りに焦りを感じたり、
みんなの輪の中に入っていなければ・・・・・・という思いから、苦手な子育てサークルへ行って、
無理に笑顔を作ってどっと疲れて帰ってきたりしていました。

ある時、人間関係の深刻な悩みから、とあるセラピーに出会ったことがきっかけで、
私は、自分の心の声を押し殺して生きているのが当たり前になっていると気が付きました。

まわりの人に嫌われないように、

すべての人に好かれるために、

人の期待に応えることに必死になるうちに、自分の本当の気持ちが分からなくなっていたのです。