乾杯の序列を覆す「日本酒カンパイドリンク計画」で日本酒の消費量に貢献したい!!

乾杯の序列を覆す「日本酒カンパイドリンク計画」で日本酒の消費量に貢献したい!!
「日本酒ブーム」は本当か?日本酒ブームの文字を目にするものの、実際には若者の”日本酒離れ”が進み、日本酒の出荷量は減少傾向です。私たちは、日本酒を飲酒シーンの主役に押し上げるべく、宴会の慣用句「とりあえずビール!」の牙城を崩し、1杯目に入ることで、日本酒の消費量にインパクトをつくりたいと考えています

みなさんは、カンパイの1杯目は何を注文しますか?

はじめまして、Beuys(ボイス)の上田です。

私たちは今、日本酒業界が抱える「消費量激減」の課題を解決するべく、「日本酒カンパイドリンク化計画」の旗を掲げて、商品開発に向け動き出しています。今回は、プロジェクト第一弾となる「商品開発」資金を集めるクラウドファンディングです。

プロジェクトをはじめたきっかけ

日本酒が好きだというのも理由ですが、一番の理由は、弟が酒蔵で修行を始めたことがきっかけになっています。私の弟はお笑い芸人から蔵人にジョブチェンジという異色のキャリアの持ち主で、お笑い芸人なのにシャイで人前が苦手という変わり者でしたが、蔵人として働くうちに、成長のギアが入ったというか、自分の知らない大人になった弟がそこにいました。
自分にできることはないだろうか

そんな弟を見て、私も何か日本酒業界にできることはないかと、Beuysのメンバーにその話を持ち返り、できることのリサーチをはじめました。

プレスリリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000069063.html
調べてみると、日本酒業界は多くの課題を抱えていました

自社の中にも、業界にも、社会にも、そして消費者も。

数字を見ると、ダメージの大きさを感じていただけると思います。

例えば、日本酒の飲酒量はピーク時の1/3になっています。

日本酒がブームになっているというイメージを抱く方が多いですが、実際は日本酒の消費量は減り続けています
1ヶ月に3蔵が廃業し、蔵元数の減少も見逃せない状況になっています

1970年に全国で3533箇所あった酒蔵の数も、2011年には、半分の1709箇所まで減少しています。実際には、免許だけ保持し、日本酒を製造していない蔵も多くあり、実際に日本酒を製造し、販売している蔵元の数はさらに減るものと考えられます。

私たちは、日本酒業界が抱える「消費量激減」の課題を解決するため、そもそもの飲酒シーンから変えていきたいと考えています。
私たちがチャレンジしたいのは、カンパイの序列チェンジ

居酒屋でお酒を頼むときの心情を、イメージしてみていただきたいのですが、

1杯目は、とりあえず「ビール」

2杯目は、おかわり「ビール」か、「ハイボール」というのが多いのではないでしょうか。

ファーストドリンクについては、メニューを見ずに頼み。メニューを見て注文するのは大体3杯目以降というように。私たちは、このカンパイ時に頼まれる位置に引き上げることが、日本酒業界を救う鍵だと思っています。
目指すは、ハイボールのようなV字の復活劇

ウイスキーはアルコール度数が高く、食事中に飲むには難しいお酒でしたが、ソーダで割るという新しい飲み方によって、唐揚げやたこ焼きと一緒に飲まれるようになり、今では居酒屋の定番メニューになりました。

日本酒はウイスキーまでは強くないものの、下のイラストのように15~16%と高めとなるため、食中に頼むには料理との相性を考える必要があります。

1杯目で飲みたいお酒や、後半のシメで頼みたい料理があるように、日本酒も飲み方のバリエーションをつくることによって、限定されることなく、より広いシーンで飲んでいただけると考えています。
カンパイの序列を変えるだけではまだ弱い

これまで、飲酒シーンの1杯目、2杯目にいかに入るかという話をしてきましたが、日本酒の消費量を増やすためには他にも仕掛けが必要です。

それは、コンビニやスーパーな