【大学発】雲州人参「栽培」×「出雲薬草酒開発」プロジェクト【出雲漢方研究会】

【大学発】雲州人参「栽培」×「出雲薬草酒開発」プロジェクト【出雲漢方研究会】
日本最高級の薬用人参「雲州人参」を「作る側」と「使う側」から盛り上げたい!という想いから始まったプロジェクトです。大学発の医療コミュニティ出雲漢方研究会を中心に、出雲の地元企業・農園が協力して進めております。プロジェクトを実現すべく必要な一部資金をご支援お願いいたします。

「神名火(かんなび)」と「火之護(ひのもり)」出雲の漢方酒で乾杯したい!

突然ですが、「雲州人参」をご存知でしょうか?

雲州人参は、島根県で栽培されている薬用人参です。

オタネニンジンや高麗人参の名で知られる( Panax ginseng )

高麗人参、朝鮮人参というと、ご存知の方も多いかもしれません。

とりわけ日本産の人参を御種人参(オタネニンジン)といい、古来より生薬の王様として広く知られてきました。

その歴史は、江戸時代、八代将軍徳川吉宗が人参の種を「お種」として諸藩に配り、栽培を奨励したことに始まります。

国内栽培に成功した3大産地、会津(福島県)、信州(長野県)、雲州(島根県)のうち、雲州人参は最高級品とされてきました。

危機に瀕している雲州人参

特に江戸時代から霊薬として珍重され、
「人参飲んで首縊る(人参を飲んで病気を治したはいいが、人参代の支払いができず首をくくる、の意)」
という言葉ができるほど価格が高騰しました。

しかし、現在「雲州人参」栽培は激減し、その存続が危ぶまれています。

かつては「人参バブル」により栄華を誇った人参栽培ですが、栽培に非常に手間がかかる上、病気にかかりやすく、収穫までに6年もの歳月がかかることから、年々生産農家が減少し、数戸と絶滅の危機に瀕しています。

これは単に生産量がゼロになってしまうだけではなく、今まで脈々と受け継がれてきた雲州人参のノウハウが失われてしまうことを意味します。
「作る側」と「使う側」から応援したい!

そこで、「作る側」と「使う側」の両方から雲州人参を応援したい!という想いから、このプロジェクトを始めました。

雲州人参の栽培を広げる「作る側」と、人参を使った出雲薬草酒をはじめとする「使う側」の両方から雲州人参を応援したい!という想いから、このプロジェクトを始動しました。

「使う側」で出た利益を、「作る側」に還元することで、栽培への参入障壁を低くし、持続可能な仕組みを作っています。

是非、ご支援をお願いいたします!
出雲漢方研究会について

はじめまして、出雲漢方研究会と申します。

私たちは、島根大学発の医師を中心とした勉強会から発展し、今では医師や看護師、薬剤師、鍼灸師をはじめとする医療関係者や、医学生、患者さん、地域の方々からなる医療コミュニティであり、漢方ファンの集団です。漢方を学ぶことで、西洋医学でうまくいかない症状が良くなることを知りました。

2020年、新型コロナウイルス感染症の拡大から学外への発信を始め、臨床や研究から得られた知見を活用し、研究・教育・出版・講演活動を通じて、健康に役立つ活動を続けています。

今回のプロジェクトは出雲漢方研究会を中心とした薬草関連商品の開発第一弾であり、地域の事業者の方々に協力いただき進めております。

プロジェクトメンバー・団体はページ下をご参照ください。
このプロジェクトで実現したいこと

私たちがこのプロジェクトで実現したいことは、

「作る側」から、「雲州人参の栽培を広げたい!」

「使う側」から、「健康にいい出雲薬草酒をお届けしたい!」

これらを通して、「持続可能な形で雲州人参を盛り上げたい!」と考えております。

また、出雲漢方研究会の活動を、知る/参加する/体験することで、みなさんに健康になっていただきたい!と考えております。
各分野の専門家が協力して開発した「出雲薬草酒」

2種類の薬草酒にに配合される生薬は、

医師が臨床の観点から、生薬研究者が生薬学の観点から設計し、

出雲の地