お茶で人とつながることの大切さをもっと多くの方に
お茶は飲んで美味しいだけの飲み物ではありません。
古くより、お茶は人と人とのコミュニケーションツールとして使われてきました。
同じお茶を酌み交わしながら、お互いに興味のある話をする。
もしお互いに共通の話題がなくても、同じ急須から注がれる同じ味のお茶そのものも話のタネになります。
酒のように酔って朦朧となるわけではなく、はっきりとした意識を保ちながら長い時間話ができ、そして自分たちの思う時間で切り上げられるので、大変、理性的なコミュニケーションツールと言えるでしょう。
新型コロナウイルス以前は、このような事が面と向かって出来ました。
ですが今は面と向かって行うことが出来ません。
ですが、同じ茶葉を送りあえば、デレビ電話やチャットツールなどで、対話をしながら同じ物を飲み合うことが出来ます。
酒と違って重いものでもないので、普通郵便でさっと送ることも出来ます。
このように、お茶をただ飲むだけのものということではなく、いろんなものを活用して人と人とのコミュニケーションを継続させるためのツールとしてもっと活用されるべきでしょう。
新型コロナウイルス以前から、人のコミュニケーションは希薄になってきていると言われていました。
それが物理的に断絶されてしまって、コミュニケーションの希薄化は更に加速をしています。
それ故に、人と人との交流は、より意識的に行わないと継続することができません。
普段、言葉を交わすことが出来なくても、ふと、お茶を送ることで、同じ味覚の共有をすることができます。
それも一つのコミュニケーションの方法です。
1杯のお茶でつながる大切さを、もっともっと見直されていいかと思っています。
資金の使い道・スケジュール
計:3,400,000
経費予算:2,060,000
茶葉代予算:980,080
ラミジップ代予算:78,518
乾燥剤代予算:7,425
ウォールポケット代予算:172,500
振込手数料予算:4,752
同封冊子代(紙代)予算:600
送料予算:424,000
箱代予算:223,536
制作物依頼関連予算:168,589
キャンプファイヤー手数料 :340,000
次回WEBイベント開催及び京都紅茶道部の活動費:1,000,000
最後に
このクラウドファンディングの締め切りを11月1日させていただいたのには理由があります。
11月1日は、日本紅茶協会が定めた「紅茶の日」です。
江戸時代中期、伊勢の商人大黒屋光太夫が大陸に漂着し、ロシアの援助で日本に戻るために、時のロシア皇帝エカチェリーナ2世に謁見をいたしました。
11月1日はその際に、大黒屋光太夫がエカチェリーナ2世に招かれヨーロッパ式のお茶会に招かれたとされる日と言われています。
つまり、紅茶の日とは、みんなでお茶を楽しみましょう、そういう日なのです。
その日を今回のクラウドファンディングの最終日とさせていただきました。
今回のイベントでは、12月1日がお茶会の始まりの日で、11月1日はこの試みが成功すれば、お茶会を準備するスタートの日となります。
これを期に、日本で紅茶を作っていること、そして多くの農家さんが消費者のみなさんと直接つながりを作りたいと願っている事を認識・そして実際に繋がていただければ、このイベントとしては一応の成功と考えております。
今回のお茶会のWEBイベント開催につきまして、9月8日から10日余りの準備日数という極短期