っぱさが幾重にも重なったボトルドカクテルです。
人の夢は儚い。しかし儚いからこそ桜の様に美しく尊い。
決して色褪せる事のない桜色のこのカクテルは、いつか叶う夢を象徴し、今を頑張る全ての人に贈るカクテルです。
※写真はイメージです。
Dream in Pinkのおすすめの飲み方
氷を入れ、よく冷やしたグラスに直接注ぐロックスタイルがおすすめ。
ソーダ水で割って頂いても、食事と合わせやすくなるのでお好みでどうぞ。
野村空人(ABV+)
使用した朝倉「朝倉 BRANDY CASK FINISH」
カクテル名:「百薬」
※写真はイメージです。
今私たちはこの先何が起こるのかわからないパンデミックに生きています。
いきなりやってきたコロナ。今やこのコロナのせいで、色々制約を受けてきました。
マスクをしなさい、密にならないでください、お酒を飲む場所に行かないでください…。
こんな時こそ、自分の免疫力を高めセルフメディテーションをして、この過程を楽しんでみた方がいいのかもしれません。
そこで、今回このボトルドカクテルの依頼がきたときに、ペニシリンというカクテルを自分なりにアジアン・ツイストしてみようと思いました。
まずはベースのカクテル、ペニシリンというカクテルについてですが、2005年にニューヨークのバーテンダーSam Rossによるモダンクラシックとして生まれました。
材料は新鮮な生姜、蜂蜜、レモンジュースの癒しの特性とベースのスコッチウイスキーにクセのあるアイラウイスキーを垂らして、クセがありつつさっぱりとしたカクテルになっています。
レモンジュースはビタミンCでいっぱいあり、生姜は優れた抗炎症作用があるとか。蜂蜜も栄養価が高そうなシロップ、本当に今私たちが必要としているカクテルなのかもしれない…。と思い、こちらをベースにしつつ朝倉、日本、アジアのフレイバーを足してみました。
今回蜂蜜は変えずに、レモンジュースの代わりに篠崎酒造が作る梅酒、程よい酸味を。
このカクテルの特徴の1つでもある燻製香・ピートウイスキーの代わりは、「ドクダミ」です。
日本で古くから民間薬として知られ、最近ではお茶やチンキ(アルコールに漬け込んで薄め液状の薬)にして親しみのある薬草の1つ。
そこへ同じ香りの成分を持つ、中国茶のラプサン・スーチョンティー(スモーキーな香りのする中国茶)を入れ香りの層を作りつつ、お茶由来の苦味・渋味を味へ加える。
ベースのお酒は、朝倉 BRANDY CASK FINISH を使用、元々のカクテルは洋酒なので、熟成焼酎だけだと少し弱く、そこでブランデーの香りが他の材料に合っていると判明しこちらに決めました。
ペニシリンとは”抗生物質”という意味で、まさに今世界に必要なカクテルではないのだろうか!?
※写真はイメージです。
そこに昔から「十薬」と呼ばれ、何でも効くと言われているドクダミを使い、コロナ禍だからこそカクテルという楽しい美味しい飲み物をお届けしたいと思いました。
是非お試しください!!
※カクテル名の「百薬」は、本来はお酒は百薬の長と呼ばれていることから、名付けられました。
※本商品は薬ではありません。
※写真はイメージです。
百薬のおすすめの飲み方
氷を入れ、よく冷やしたグラスに直接注ぐロックスタイルがおすすめ。
炭酸水で割っていただいても構いませんし、カクテルをよく作られる方にはスイートベルモットの代用としてもおすすめです。
山川俊太(cocktailante OBORO)
使用した朝