ケースとして2021年6月より、「sampai」としてアクセサリー販売事業を実施。第一弾提供企業には、京都西陣に実店舗、また西アフリカ・トーゴ共和国に法人を持つ「AFURIKA DOGS」に、洋服等の生産過程で出るはぎれをご提供頂きました。
〈提供いただいた産廃〉
●京友禅染めに分類される、彩纈染め(さいけつぞめ)・ろうけつ染め
●西アフリカ・トーゴ共和国から直接買い付けているアフリカンバティック
上記、はぎれを提供いただく際に、創業に関するストーリーや染め職人や仕立て人の想い、取り組みなどを取材し、SNSやEC販売を通して職人や服飾産業の置かれる現状を伝えています。
sampaiのアクセサリー販売では、単なるアップサイクルアクセサリーとしての地位確立を目的とせず、「産業の製作・販売工程における作り手の可視化」をミッションに掲げています。アクセサリーという身近な商品の購入を通して、伝統産業・地域企業に関わる機会を創出。購入段階での作り手、事業者の想いや苦労を可視化することにより、無意識に目を背けている「作り手」にスポットを当てました。
インスタグラムにて提供者の「物語」をご覧いただけます: https://www.instagram.com/sampai.store/
作り手の想いや苦労を集めたイベント「mono-gatari」の実施(8月27日-28日)
sampaiが始まるきっかけになった、伝統とものづくりの町「西陣」に関わるうちに、日常の生活で手にする商品がどんな生産工程で、苦労で、想いをもって作られているのか、直に目にすることが増えました。
経験を通して、普段の消費活動や物の選び方に大きな変化があり、その経験を、誰でも参加しやすい・押し付けがましくない形で届けたいと考えました。イベントで業種を超えた交流を生みつつ、参加しやすい場づくりを意識しました。
2021年8月27日-28日に開催された「mono-gatari」の様子
各出店者の事業や生産への想いを、取材を元にパネル展示を作成しました。また、作り手の気持ちを体験できる「アロマ調香ワークショップ」の実施や、産廃からアクセサリーをつくる過程を販売台で実演することで、工程やこだわりを直接肌に感じてもらうイベントを実現しました。
出店企業:awabar kyoto、Laughter、佐々木酒造、与謝娘酒造、西陣新名物・杼菓子プロジェクト
協力:京都信用金庫、awabar kyoto、株式会社小松藤、Lightleaks Inc.
「mono-gatari」ホームページ: https://mono-gatari.studio.site/
京都新聞WEB掲載: https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/621346
このクラウドファンディングの実現で、「mono-gatari」の第二弾を実施します。
目標金額 120万円
– WEBサイトの構築 60万円
– サイト掲載企業の取材活動 5万円
– 返礼品、ワークショップの実施(会場費等)10万円
– 作り手の想いを届けるイベント「mono-gatari」第二弾の実施 20万円
– BOOSTER 手数料 約25万円
もし、目標金額を上回った場合にはsampaiの活動費(広報宣伝費用、商品製作費、ポップアップイベントへの出店費用等)に大切に活用させて頂きます。
sampaiと関わる企業の「物語」、作り手の想いを体験できるリターンを実施します。ハンドメイド作家でメンバーのtuguが手