京都から!sampaiが産業廃棄物の新しい可能性を開きます。
左から:広報担当Ruka、ハンドメイド作家tugu、代表Manami、マーケサポートAyaka
数ある中から、私たちのプロジェクトをご覧いただきありがとうございます!
アクセサリーブランドsampaiで代表を務める宮武愛海です。sampaiでは、伝統産業や服飾産業の製作過程で出る産業廃棄物を再利用しアクセサリーを製作しています。
産業廃棄物と聞くと、鉄くずや燃え殻などの個人では利用しづらい物を連想するかも知れません。実際は、あらゆる業種で事業活動に付随して廃棄される物を全て「産業廃棄物」と呼びます。
現在、私たちsampaiで主に扱っているのは、生産過程で小さくなったはぎれや加工過程で裁断し、切り落とした織物生地等です。ひとつひとつサイズや柄の見え方は違うものの、アクセサリーやワンポイントとしての利用など、再利用のアイデア次第で、まだまだ加工できるものが沢山あります。
*上記は、2mm×2mmサイズの布を加工したもの。(ピアス・イヤリング)*上記は、2mm×2mmサイズの布を加工したもの。(ピアス・イヤリング)
ものづくり文化が残る町、西陣との関わりをきっかけに「産廃を減らす、想いを紡ぐ」というコンセプトが誕生!
●販売を通して職人の想いや苦労、産業の現状を伝えること
●再利用の可能性を見出し、新たなアイデアと「産廃」を結びつけること
●想いのある商品を手に取る「価値」を届けること
この3点重点に置き、6月より活動しています。
WEBサイト兼EC販売▶️ https://sampai.theshop.jp/ (現在はSNSで職人や産業のストーリーを掲載、ECサイトのみで販売しています。)
伝統産業・地域企業と個人を繋ぎ、「産廃」の活用を促すWEBサイトを作りたい!
sampaiは、産廃活用のモデルケースとしてアクセサリーを販売していますが、私たちだけで販売し続ける・作り続けるのではなく、sampaiとしてのプロダクト開発や販売と並行しながら、地域企業とクリエーター等の個人を繋ぐプラットフォームを作ることを目標としています。sampaiの活動を知ること、再利用から作られた作品を目にすることで、「産廃を再利用してクリエーションしてみたい!」と感じ、行動するハンドメイド作家やクリエーター、もの作りが好きな人を増やす新たなミッションに挑戦します。
その目標の第一歩として、産廃の出る地域企業と、産廃の種類や活用方法をWEBサイト上で見える化し、個人が「知る」「考える」「行動する」を起こしやすい環境を作ります。
〜下記の情報をWEBサイトに掲載します〜
●産廃が出る企業の事業背景や、職人の想い、直面している社会課題
●産廃として出る物品の写真、生地等であれば染方法などの細かな詳細情報
このサイトでは、問い合わせフォームを設置し、掲載されている素材を使いたい個人やクリエーターと産廃が出る企業を繋ぐ役割を、sampaiが担います。
WEBサイト構築の際に、掲載する企業を取材し、地域企業の認知向上を図ります。プロジェクト達成後は、sampaiが主催する作り手と話せるセレクトショップイベント「mono-gatari」の第二弾にて掲載企業のパネル展示を行います。
大量消費の中で、見えなくなっていく「作り手」の存在と商品の廃棄。
現在日本では、アパレル業界から廃棄される衣類の量が年間100万トンに及ぶとされています。大量消費社会に至る背景として、買い手が商品を手に取る際に