を持ちます。そして、実際に登山に挑戦します。初めての登山は想像以上のしんどさもありました。しかし、登った先でしか見れない風景に感動!そしてやりきった達成感が今までにない体験だったそうです。それ以来、いろんな山々へ行き、登山を楽しんでいます。
0-1体験をはじめとする様々な体験は、体験している本人だけでなく、他の誰かの体験や次のチャレンジにつながる可能性があります。また子どもたちが体験できるか、できないかは、周りの大人たちの体験によっても大きく変わります。今回のプロジェクトは「子どもたちにも同じ体験をさせたい」という、スタッフの想いとそこに共感したメンバーがいるからこそ生まれたプロジェクトです。
そして私たちもこの体験を「誰かの、次のチャレンジにつなげたい」自然とその想いが生まれました。これまであまり例のないチャレンジになります。だからこそ、医療的ケア児が標高の高い場所でどのような過ごし方ができるのか、どんな準備やサポートがあると彼らが登山を楽しむことができるのか、登山に至までの過程や工夫を発信します。全国にいる医療的ケア児が登山って楽しそう!やってみたい!と思ってもらえるように、また登山でなくとも新しいチャレンジにつながるきっかけになればと考えています。
子どもたちが社会を変える
これまで私たちは軽井沢での滞在型体験 軽井沢キッズケアラボをはじめ、ディズニーランド、沖縄県久米島への旅行など、様々な0-1体験を積み重ねてきました。その中でいつも感じるのは、子どもたちが楽しそうに観光や旅を過ごしているということが、社会を変えるきっかけになるということです。例えば、軽井沢では全国からたくさんの方にボランティアで参加していただきました。いろんなバックグラウンドがある人たちが集まって、子どもたちと一緒に過ごす中でイベントや体験をする機会を作っていただき、また滞在中の生活をサポートしていただきました。街中では素敵なカフェのオーナーが声をかけてくれてお店に入る時に一緒に車椅子を持ち上げてくれました。久米島旅行では飛行機内でCAさんたちが快適に空の旅を楽しめるような工夫を一緒に考えてくれました。
その先々で出会う人々が、子どもたちが楽しめるような機会やサポートを自ら行います。そして子どもたちの笑顔を引き出すような関わりが生まれます。一つひとつの関わりは、ちょっとしたことかもしれません。しかし、子どもたちが楽しく社会で暮らしているからこそ、大人がもっと楽しく面白い機会を作りたい、この体験を別の誰かにもしてあげたい、そんな想いが生まれるのだと思います。そして、その想いが社会に浸透いく先に、子どもたちの未来がつながっていると考えています。そのためには子どもたちがいろんな体験を通して、社会とつながることがとても大事だと思います。
2019年 軽井沢キッズケアラボFINAL
資金の使い道
目標金額:50万
以下、金額内訳
交通費:約18万円
宿泊費:約10万円
レンタル費:約2万円(酸素ボンベなどの医療機器が必要のため)
制作費:約15万円(広報物制作、子ども用 車椅子改造のため)
手数料:約5万円 (9%+税)
実施概要
当団体を利用している医療的ケア児とその家族2組および当団体スタッフが
立山にある雄山での登山にチャレンジします。
当日スケジュール予定
1日目:福井→立山 室堂まで移動
2日目:雄山へ登頂予定→下山後 福井へ移動
プロジェクト全体スケジュール
8月上旬-プロジェクトチーム立ち上げ、現地下見、機器準備 開始
8月下旬- 登山に向けたミ