はじめまして、山口県の周南市でオーダースーツ専門店「La cuore」 を経営しています。
平山賀一(ひらやまよしかず)と申します。
数あるプロジェクトの中から、当プロジェクトをご覧いただきありがとうございます。
今回のプロジェクトは、昨年に引き続き第二弾。となります。
前回のプロジェクトでは、コロナで打撃を受けた「ひとり親家庭の新成人」
を対象に、男性にはオーダースーツを、女性には振袖のレンタルを無償でご提供させていただきました。
(企画側で審査をさせていただき、総勢28名の新成人にそれぞれプレゼントをさせていただきました。)
ことの始まりは、
・私がこれまで多くの恩を受けてきたこともあり、それを次世代に返していきたいと思ったこと
・ひとり親家庭で育った親族からの話をきいて、成人式に出られなかったという想いを聞いたこと
・コロナウィルスの影響で様々な方がダメージを受け、困窮しているその時に、自分に何ができるかを考えたこと。
です。
それを100%解決できるとは思っていませんが、まずは自分の住む山口県の対象者の数%の方のために動いてみたい。これがきっかけでこういった活動が広がっていけば嬉しい。
という想いで始まったプロジェクトです。
前回のプロイジェクトは本当に多くのご支援、ご賛同をいただき、無事に遂行することができました。
地元のテレビや新聞など多くのメディアにも取り上げていただきました。
2021年の成人式は、各所で中止や延期が相次ぎ、当初式への参加を予定していた方も多くが出席を断念することになったと聞きました。
おそらく来年以降も私たちは色々な判断を迫られていくことになっていくでしょう。
現段階では、2022年の成人式は例年通り1月に行われる予定のようです。
前回のプロジェクトはとても多くの反響、対象者想定数をはるかに超えるご応募をいただき、私自身にとっても充実したプロジェクトとなりました。
また、昨年本当に沢山の応援をいただいたり、支援者のある方から
「一度きりにならないように頑張ってくれ」
とのお言葉をいただだいたりして、
このプロジェクトを行ったことは間違いではなかったと再認識いたしました。
ですので、今年も同じくプロジェクトを進めていきたいと思います!
私は、スーツ屋としてスーツを仕立てることしかできませんが、精一杯頑張っていきます。
このプロジェクトは本来、「成人式を諦めた人に手を差し伸べたい」ということではじまりました。昨年はそういったコンセプトで対象者を選定させていただきましたが、延期などで日程調整が叶わずに式に出席することができなかった方もおられました。
しかし、式への参加が叶わなかったけれどスーツは今後着られる機会が沢山あるし、晴れ着を着ての写真撮影は一生の思い出になります。
なにより、
「支援してくださった方々の気持ちを受け取り、感じ、前を向いて頑張る勇気をいただいた」
と、対象者全員がとても前向きな気持ちになっていました。
結果的に式に出席できなくても、20歳という大事な節目に大きな印象を与えられたことにこそ、このプロジェクトの意味があったのではないかと振り返ります。
男性にはスーツをプレゼントできるけど、女性には・・・と悩んでいた前回、山口県防府市にある
貸衣装「扇屋」さんのご協力をいただけることになりました。
今年もお願いを申し出たところ、快く受けてくださいました。
実はあまり認知されていないかもしれませんが、成人式が延期や中止になり、貸衣装屋さんや美容室などそれに関わる様々