オニバスが咲く自然環境と稲作の文化や歴史を未来の子供たちにつなげていく

オニバスが咲く自然環境と稲作の文化や歴史を未来の子供たちにつなげていく
環境省指定絶滅危惧植物オニバス。北京原人の時代からの生き残りで100年後の生存確率は3%。現在生育している池沼は日本中で100ケ所ほど。生育条件が難しく、前池のように毎年咲き続けている池は極めて希少だそうです。オニバスが咲く生育環境を守り、開花情報等を広報して、心地よく見学できる環境を提供します。

絶滅危惧オニバスが毎年咲いている善通寺稲木前池

絶滅寸前の古代蓮「オニバス」が咲く自然環境と
稲作の文化や歴史を未来の子供たちにつなげていきたい

オニバスの生育・開花などの情報提供など広報活動や、心地よく見学できる環境整備を行いたい

100年後(2115年)に絶滅している確率が97%の絶滅危惧種(出典;環境省レッドリスト2015)《B》
人類よりも古い古代蓮 オニバス 花言葉は“神秘的”

※環境省指定絶滅危惧Ⅱ類(UV) 善通寺市指定天然記念物  香川県指定希少植物

 お盆から秋のお彼岸にかけての午前中に花を咲かせます。花はその日のうちに終わります。《B》
オニバスが咲く生育環境の保護活動にご助力をお願いいたします

1 弘法大師・空海が生誕された四国香川県善通寺市JR土讃線金蔵寺駅のほど近くに稲木前池という、周囲300メートルほどの小さな溜池があります。雨の少ない讃岐の国には、水田にすぐに水をひきこめられるように、平野部の住宅地域に小ぶりなため池が多く点在しています。稲木前池は、讃岐人にとっては、ごくありふれた農業用のため池です。しかし前池は「ただのため池」ではありませんでした。日本には61ケ所しかない絶滅危惧植物のオニバスが生育するため池、しかも毎年咲きつづけているのは善通寺稲木前池だけという情報もあります。(善通寺市のホームページでご確認を)
https://www.city.zentsuji.kagawa.jp/site/zentsujitoday/onibasu20170819.html

空海生誕地75番札所総本山善通寺の裏山香色山から前池を望む 前池は写真のほぼ中央部 奥は瀬戸大橋 

2 オニバス保護のため、地元住民が保存会を立ち上げ、草刈などの維持管理保全作業を行っています。ボランティアで作業をする人を提供するために設立した保存会では、資金力は皆無で、開花情報など見学者への情報提供などの情報公開はできておらず、見学者からは、「せっかく見にいったのに咲いていなかった」などの不便をおかけしていました。ホームページなどでの情報提供や心地よく見学していただける環境整備の資金を募るプロジェクトをお願いすることにいたしました。

池全面を覆う初夏のオニバスとオニ葉の間を泳ぐペアの白鳥(開花1と月ほど前の7月中旬頃)

3 絶滅危惧種「オニバス」について

オニバス「鬼蓮」は、温暖地の池や沼に生育する大型水浮性のスイレン科の一年草で、絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定されています。最大2メートル近くになるゴツゴツしたトゲのある鬼のような葉をつけるのが名前の由来とされ、お盆から秋のお彼岸にかけて、大人の親指くらいの大きさのイソギンチャクのような紫色の花を咲かせます。

オニバスはたいへん気むずかしい植物で、花の咲く時期や株数は毎年違います。《B》

オニバスが好む生育環境は水田での稲作と深くかかわっています。

山の湧き水のような澄みきった清流ではなく、水が動かない、栄養豊富な多少濁った水質を好み、光合成の必要から、水深は浅く、発芽・生育・開花・結実の生育過程に応じた水温と水量が必要となりますが、それは稲作の保水管理と重なる部分が多いようです。研究文献に基づけば、オニバスの歴史は人類よりも古く、氷河期の北京原人の時代から生き残っている種で、生物学の分類上では単独種です。原種・単独種であるがゆえに、気象変動への対応力や、ヒシ・ウキクサなどの生物間での生存競争に負けてしまいがちだということです。

さらには近年では、家庭排水や除草剤の流入などの

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