福祉サービス事業所で撮影するので、実際に利用している人にも出演していただこうと思っています。これは、信頼関係がないと難しいこと。撮影開始の何か月も前から、2週に1度ボランティアとして一緒に働き、少しずつカメラを向けるようになってきたところです。信頼関係から生まれる表情や言葉を、私は撮りたいのです。
舞台となるパン工房 指定障害福祉サービス事業所「ひだまり」
プロデューサー:芹井 祐文氏(なら国際映画祭実行委員長)
私は国内外問わずたくさんの映画を観てきましたが、田中くんのハイファ国際映画祭学生部門銀賞受賞作『ガリラヤの漁師』を観て感じたのは、“引きの強い監督だ”ということ。「なかなかそんな言葉出てこない!」「なかなかそんなシーンは撮れない!」という場面がいくつもありました。
なら国際映画祭のエグゼクティブディレクターでもある河瀨直美監督を見ていて感じるのですが、奇跡的に撮れたように思えるドキュメンタリー映像も、本人にとっては奇跡ではなく、追い続けているからこそ撮ることができたもの。田中くんにも、河瀨監督と共通する魅力を感じ、これから、その道を追求していくであろう彼を、僕も追い続けていきたいと思っています。
支援いただいた資金は以下のような内訳で大切に使わせていただきます。
・キャスト、スタッフへの報酬・宿泊費・食費・交通費・機材費など映画製作費 83万円
・クラウドファンディング手数料 17万円
映画製作は、極端に言うと、お金をかけなくても可能です。しかし、私の想いに賛同して集まってくださるキャストやスタッフのみなさまには、その仕事の対価をきちんとお支払いしたいと思ったため、応援してくださるみなさまにご支援をお願いすることにしました。
リターンとしまして、以下のようなものをご用意しております。
・様々な種類の個人/企業スポンサー
・国際映画祭受賞作品『ガリラヤの漁師』をデータでお届け
・「そのこえ」サポートチーム参加権(スタッフとして参加)
・オンラインで監督とお話しor飲み会
・「そのこえ」にエキストラとして出演できる権利
・「そのこえ」試写会参加権(大阪/東京/オンライン)
詳しくはリターン一覧をご覧ください
2021年7月末にクラウドファンディング終了後
2021年9月に撮影
2022年1月に関係者への試写会予定
その後、世界各国の映画祭に出品予定。
声を出せない主人公の青年に限らず、人は誰しも、心の中に、寂しさ・孤独・痛み…声に出せない部分を抱えながら生きています。この作品が、「ひとつのこえ」としてみなさんの心に届くよう、より多くの人に見てもらいたいと思っています。
ご支援をどうぞよろしくお願いします。
「そのこえ」の舞台となる生駒市
※本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。