「私を世界に連れてって」 アルペンスキーヤー片桐 麻海(青山学院大学)

「私を世界に連れてって」 アルペンスキーヤー片桐 麻海(青山学院大学)
5才の時から世界で活躍する選手を夢見て今日まで必死にトレーニングを重ねてきました。世界で戦えるところまであと一歩、でもこの一歩は日本では届かない一歩。ここまで来ることができたのは、私をいつも応援してくれた皆さんの支えや励ましがあったから。皆さんへ恩返しができるよう世界でチャレンジさせてください。

写真:田中慎一郎
『はじめに・ご挨拶』

このプロジェクトをご覧いただきありがとうございます。
大学生アルペンスキーヤーの片桐麻海(かたぎりあさみ)です。

現在、アルペンスキーの技術系種目でワールドカップなどのBIG大会で世界ランカーになることを目標に活動しています。

先日の2021年4月に行われた全日本スキー選手権大会・大回転種目では3位に入賞し、世界で戦えるところまであとわずかのところまできました。
世界大会へ出場するためには2022年1月までに海外のポイントレースへ参戦し、出場基準となる成績を達成する必要があります。今は一刻でも早く渡航し、雪上練習を積みたいと考えています。
『これまでの歩み・軌跡』

北海道で生まれ、幼いころからスキーが大好き。周りの方から世界で活躍できる未来があるといわれてきました。

↑幼稚園年長

しかし、中・高校生の頃に思うように成績が伸びず、日本代表からも外れてしまいました。とても悔しかった事を昨日のことの様に思い出します。

↑中学校3年生

その後大学で再起を図り、青山学院大学での勉強とスキーの両立をしてきましたが、トップ選手と比べてスキーに集中する時間が少なくなってしまいました。しかし、その中でも環境の変化に順応し少しずつ成績が出始め、2020年北海道釧路市 国設阿寒湖畔スキー場で行われた全日本スキー選手権大会では大回転 3 位の成績を収めることができました。
日本での頂点が見え始め、世界で活躍したいという想いが更に強くなり、スキーに対しての想いも増していきました。

↑高校1年生(左:姉)

そんな時にコロナウイルス拡大の影響により、大会の中止や海外渡航の制限がかけられ、スキー界だけではなくスポーツ界全体が近い将来の希望を失いかけました。私も就職活動のタイミングとも重なり選手引退を考えるようになりました。

↑高校2年生 写真:奥村晶治

しかし、幼いころから15年の歳月と想いをかけてやってきた大好きなスキーで何かを残すという夢をどうしても諦めることができず、今回このクラウドファンディングを実施することを決意をしました。

↑大学3年生 写真:渡部晋

そして、本場のコーチ指導や環境下で海外挑戦を経験したことがなかった私は本格的な挑戦を行わずに夢を諦めることができず、このたび覚悟を決めて青山学院大学を一時休学をしました。

必ず海外を拠点に活動したいと考えております。

*****

海外レースに参戦するまでわずかな時間しか残されていません。
ライバルやトップ選手たちは今も海外を拠点に各大会まで着々と準備を進めています。
遅れをとらないよう、また更なる高みを目指して雪上練習をすることが今の私には必要不可欠です。

近年はコロナウイルスの影響により不況の時期が続いていることと同時に、私としても海外遠征費用の捻出に苦戦をしている状況です。夢の世界大会出場が見えてきたのにも関わらず、行動を起こせない現状にもどかしさを感じています。

現在は、目の前にある人生のビックイベントを逃さないためにも大学休学を決意し、スキーに集中できる環境作りをしています。必ず夢を叶えたいと思っています。
『このプロジェクトを通してさらに達成したいことがあります…』

私は将来叶えたい大きな夢をもうひとつ持っています。

写真:青山スポーツ

私のもうひとつの夢は、スポーツを見ている人(観客)とする人(選手)のギャップを埋めるということです。

描いているビジョンはふたつです!
「スキーの魅力、価値を広めて、スキーを人々にとって