班のスタッフがクラウドファンディングを立ち上げました。限られた飼料費の中で、できるだけたくさんの種類の食べ物を動物たちに食べさせたい。大型冷凍庫があれば、ご寄附でいただいた野菜や果物を長期間保存できるし、夏の間カチコチフルーツをたくさん作って暑さをのりきることができる。そんな想いを多くの方が応援してくださいました。
2019年7月、大型のクラウドファンディング『大切な動物たちに、もっと良いくらしを提供したい。』 を立ち上げました。当初の目標金額は達成できませんでしたが、バックヤード(非展示施設)の改善計画の一部を前に進めることができ『多目的ルーム』と『おひさまエリア』の完成につながりました。新施設『おでかけタマリン』では、これまで室内でくらしていたアカテタマリンたちが、太陽のあたる室外にでて、自由に走り回る姿もみられるようになりました。
他にも、たくさん動物たちのためにしてあげたいことがあります。動物たちのより良いくらしのために、入園者数を増やしたい。そんな想いで、全スタッフが協力してツイッターやYouTube、Instagramなど、各種SNSを駆使して広報活動をおこなってきました。
しかし、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、入園者数は大幅に減り、運営費が足りなくなるかもしれない、という危機的な状況が続いています。
資金の使い道・実施スケジュール
・動物のえさ代 700万円 (クラウドファンディング終了後、9 月から3月の間の飼料費)
日本モンキーセンターには、霊長類約60種、約800個体がくらしています。そのえさ代は動物園の運営費の中で一番大切な費用です。ご寄附いただいた資金はその費用の一部として使わせていただきます。
動物たちのえさ代を皆さまからのご支猿でカバーすることができれば、施設の改善など、次のステップに進むことができます。
・クラウドファンディングサイト 決済手数料
・広報、リターン作成、情報発信のための経費
ご寄附いただいた金額のうちの一部は、クラウドファンディングサイト使用のための手数料として使われます。また、クラウドファンディングに関する広報とリターン作成費、日本モンキーセンターの情報発信のための費用の一部としても使わせていただきます。
期間内にこの目標金額を超えることができたら、老朽化した施設の整備費や、各施設のリニューアルに必要な費用の確保などを目指して、次のゴールを設定します。
寄附金控除について
いただきましたご支猿は公益財団法人日本モンキーセンターへのご寄附となり、税制上の優遇措置(寄附金控除)の対象となります。税制優遇措置をお受けいただくためには、確定申告の際に「領収証」の提出が必要となりますので、紛失にご注意ください。 領収証は日本モンキーセンターより、2022年1月にお送りいたします。
リターンのご紹介
・金額を1,000円から ご指定いただけるリターンなしのコースも設定しました。
ご支猿いただいたすべての方へ、スタッフからのお礼のメッセージをメールでお送りします。
<5,000円>
支猿者カード (当園にいる動物の写真と支猿者のお名前入り) ファイルをお送りします。ご希望の動物種をご指定ください。当園にいる動物種は、こちらでご確認いただけます→霊長類の部屋
同じカードを、その動物がいる施設に一年間掲示します(希望者のみ)
支猿者カードのデザインは変更することがあります。
<10,000円>
支猿者カード + ご希望の霊長類の画像ファイルへのアクセス (有効期限