【日本モンキーセンター】大切な動物たちのくらしを守りたい!

【日本モンキーセンター】大切な動物たちのくらしを守りたい!
日本モンキーセンターは、自治体や企業が運営する施設ではなく研究や福祉に心をくだくスタッフや支援者の力で運営する動物園です。コロナ禍により入園者数の大幅な減少が続くなか、老朽化した施設の整備など、多くの費用を必要とする事態に直面しています。動物たちのくらしを守るため、皆さまのご支猿をお願いいたします。

はじめに 

日本モンキーセンターは、 霊長類(サルの仲間)に特化した動物園・博物館を運営しています。 霊長類学を専門とする大学の教員が中心となって公益財団法人を立ち上げ 、動物福祉や教育・研究に心をくだくスタッフが日々の運営にたずさわっています。

自治体が市民サービスとして運営する動物園のように税金で支えられた施設ではなく、大きな企業による経営でもありません。動物のえさ代、水道光熱費、施設の修繕費、飼育や教育に関わるスタッフの人件費など、運営にかかる費用は、動物園の入園料収入だけではカバーできず、多くの方からの支援によって成り立っています。

ふだんから、運営費の財源確保には苦労していますが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、2020年4月11日から5月15日まで臨時休園、その後一部の施設を除いて開園しましたが、入園者数は例年の約4割減。約3000万円の減収となりました。昨年は皆さまからのご寄附と大幅な経費の削減で乗り切ることができましたが、今年度も入園者数は減少のまま、先の見通しが立たない状況が続きます。

こうした状況下でも、飼育動物たちによりよいくらしを提供するべく、飼育スタッフは、ご寄附いただいた消防ホースや園内の植物を駆使して、工夫を凝らした環境エンリッチメントに日々取り組んでいますが、これにも限界があります。老朽化した施設の建て替え、施設の補修など、多くの費用を必要とする事態に直面しています。

すべての動物たちの豊かなくらしを守るために、皆さまの温かな”ご支猿”をお願いいたします。

このプロジェクトで実現したいこと

日本モンキーセンターには、霊長類約60種、約800個体がくらしています。限られた予算の中で、少しでもたくさんの種類の野菜や果物を確保したい、そんな想いで、飼料班のスタッフが中心となって、いろいろな方法で飼料のご寄附をよびかけてきました。

おかげさまで、近隣の農家さんや食品加工業者さんや、個人の方からも、たくさん野菜や果物の寄附をいただけるようになりました。2020年、動物たちに提供できた野菜や果物などの種類は、2015年の約2倍に増やすことができました。

入園者数がどれだけ減っても、動物たちの食生活を犠牲にすることはできません。まず最優先で確保すべき動物たちのえさ代を、皆さまからのご寄附に頼ることで、次のステップに進みたい。そんな想いでこのクラウドファンディングを立ち上げました。

飼料費の年間予算は1600万円。ご寄附いただいた資金はその費用の一部として使わせていただきます。

すべての動物たちの豊かな食生活を守るために、そして未来に続く動物園の運営のために、皆さまの温かなご支猿をお願いいたします。

目標金額を期間内に達成できたら、スタッフの撮影・編集による動物の紹介動画を作成いたします。どの動物を主に取り上げるかは、皆さまからのコメント等を参考に決定する予定です。目標達成のため、情報の拡散にも皆さまのお力をお貸しください。
日本モンキーセンターについて

日本モンキーセンターは、霊長類(サルの仲間)に特化した動物園を運営しています。アジア、アフリカ、南米にすむいろいろな種類のサルや、ゴリラ、チンパンジーなどの類人猿がくらしています。例年200校近い学校の子どもたちが訪れ、生物多様性のこと、絶滅の危機にある野生動物のことなど、さまざまなことを学んでいます。教科書の中の絵や写真ではなく、個性ある本物の動物たちに出会う貴重な体験ができる場所です。

日本モンキーセンターで出会える動物たちは、みんな私たち