ードバイク+アスファルト路面でも簡単に取り入れることが充分出来るんです。
他のバイクも知っていくっていうことは無駄なことのようにみえて実は上達への近道だったりします。
しかしながら、レースの世界では自分が専門とするバイクカテゴリー以外の知識を積極的に取り入れようとする人は極少数。
少なくてもぼくの周りを見渡しても、僕と同じように経験から得たこの学びを感覚として理解していても多くの人に広める活動を実際に実行している人は見当たらない。
そして辿り着いた答えは、
このバイクの真髄とも言える考え方を広め、カテゴリーを超えた世界(交流)を創る人間が必要!ということ。
これが僕の目指す新しい世界です。
まだ誰も試したことのないバイクカテゴリーの縦社会から横のつながりを広げていく取り組みを、まず自から率先してここ北海道からスタートさせたい!
その決意を胸に今年活動を開始しました。
そしてバイクレースにはなにより絶対欠かせない存在があります。
それは掛け替えのない仲間達です。
バイクの整備のことであれこれ言い合える関係
サーキットPITで一緒になって飲み込む緊張感
レース中は敵でもレースの後はすっかり打ち解けあえるライバル
同じ目標に向かって進みながら、深く信頼しあえる仲間たちとの結びつき
こういった何ものにも代え難い、掛け替えのない時間や体験をそして熱い想いを
レースを通じて共にできる仲間達とこの新しい世界を創り出していきたい!!
そしてそこから生まれる楽しみを多くの人に、僕と同じ想いを描くバイクを愛してやまない人達と共に感じたい!!
その為に…
僕の全日本選手権で戦った経験とテストライダー時代に培ってきたバイクノウハウ・操作テクニック・車両セッティングの進め方・微妙なズレもすぐ分かるほど研ぎ澄まされるようになった感覚
等々…
僕のもっている全てを総動員し
みんなが笑顔で楽しめる豊かなバイクライフ♪をとことん広めていきたい!
これが僕のこのプロジェクトで掲げる夢です。
その夢を本気で実現するために、先ずはサラリーマン人生にも区切りをつけてしまいましたw
そしていよいよ今年、その第一歩としてミニバイクレースからスタートしこの壮大な夢に着手したいと思います。
とここまで、大きく夢について語ってきましたが、僕自身の自己紹介を改めてさせていただきます。
僕は現在37歳。
奥さんと昨年8月に生まれた愛娘、そして愛犬2匹とともに雄大な自然美しい北海道で暮らしています。
とにかく僕は、根っからのバイク好き♡
バイクとの出逢い、それは親に内緒で原付免許を取得し乗り始めたスクーター。
そしてようやく手に入れたのが’88年式 ホンダ NSR50。
当時お金がなかった僕はサーキットの練習走行にはあまり行けず、代わりに近くの河川敷や漁港の駐車場で日々練習に励んでいました。
22歳の時にレースをするならやっぱり三重県鈴鹿サーキットだ!っとなり、地元北海道を抜け出し、静岡県のヤマハ発動機に就職、テストライダーの職に就きながら鈴鹿サーキット選手権への参戦を開始しました。
参戦開始から4年間で2度鈴鹿サーキット選手権のシリーズチャンピオンになり、その後夢の全日本選手権に挑戦するも資金難により挑戦はたった1年で敢えなく終了。
そして29歳の時にはサーキットでの練習走行中に起きた接触事故によりICU治療室へと運ばれ入院。
この事故をキッカケに当時レース界では「年寄組」と言われた年齢に差し掛かっていたこともあり現役から退くこと