<はじめに>
左が支配人代行の坂本順子、右が神戸ウォーター事業マネージャーの小河慎司
ご覧いただきありがとうございます。神戸クアハウスの支配人代行の坂本順子(さかもと・じゅんこ)と神戸ウォーター事業部マネージャーの小河慎司(おがわ・しんじ)です。
神戸クアハウスは1991年創業の温浴施設です。館内の水がすべて環境省選定の名水百選に採択されている「神戸ウォーター六甲布引の水」を使用していることが当施設の特徴です。
今年の3月に創業30年を迎えることが出来ました。皆様のご愛顧とご支援によるものと感謝しております。しかし、近年はコロナ禍で休業や短縮営業を余儀なくされ、厳しい経営が続いているのが正直なところです。
このような苦境のなかで何か打ち手はないかと考え、サウナ室のリニューアルと今回のクラウドファンディングを実施するにいたりました。ぜひお力添えをご検討してくださればと思います。
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<神戸クアハウスについて>
エメラルドグリーンの特徴的な外観。三宮駅と新神戸駅から徒歩圏内です。
遡ること30年前の1991年3月10日、もともと立体駐車場として利用されていた建物を改築し、日帰りの温浴施設として誕生したのが「神戸クアハウス」です。
今でこそ全国にたくさんの温浴施設やスーパー銭湯がありますが、神戸の市街地で硼酸泉・重曹泉という二種類の天然温泉が楽しめる施設は非常に珍しく、新聞の一面に出るほどでした。また1996年には男性カプセルホテルを開業、2011年には大規模リニューアル工事を経て、現在に至ります。
そして神戸クアハウス最大の特徴はなんといっても、館内の水がすべて六甲山系の花崗岩層から湧出する天然水「神戸ウォーター六甲布引の水」である事です。商標登録もされており、ナチュラルミネラルウォーターとして一般販売されています。いわばこの市販されている天然水を、水風呂やシャワーはもちろんのこと、レストランの調理用水、さらにはお手洗いの水にまで使っているのです。我々からしたら日常なのですが、かなり贅沢な水の使い方をしているかもしれません(笑)
ちなみに1階には、24時間利用できる神戸ウォーターの水汲み場(100円で約18L)がありまして、近隣の方だけでなく、飲食店の方々(特にパン屋や蕎麦屋など水質重視のお店)が毎朝車で水を積んでいかれます。
2リットルPET 6本 2,268円(税・配送料込)で販売中!
阪神・淡路大震災のエピソード
1995年の阪神・淡路大震災の後、お風呂に入れない被災者の方のお役に立ちたいと、約2万人の方に無償でお風呂を開放しました。その時、入浴された方から数えきれない程たくさんの感謝の言葉をいただきました。あの時の皆さんの笑顔や表情に、胸が熱くなったことを今でも覚えています。
当施設には「天然温泉と神戸ウォーターは六甲山からお預かりしている地下資源だから、利益ばかりを追求してはならない」という理念があります。当時の出来事が、事業を存続させながら地域に貢献することの大切さ、そしてこの仕事に誇りとやりがいを強く感じるきっかけになっています。
六甲山系の天然水「神戸ウォーター」を使った水風呂
100%天然水の水風呂です。
神戸クアハウスの最大の名物は、地下から汲み上げた「神戸ウォーター六甲布引の水」を毎分60Lの勢いで放流している、神戸ウォーター100%の水風呂です。チラー(冷却装置)を使用せず、かけ流しでドバドバ流して年中18度前後の水温を保っています。
入っていただけると分かるのですが、