「助けて」と言えない 不登校の子供たちと共に初の写真メッセージ集をつくりたい

「助けて」と言えない 不登校の子供たちと共に初の写真メッセージ集をつくりたい
39歳の時に自身の体験を通して二極化の隙間問題を知った代表の増田が「助けて」と言えない状態を生み出さない日本の社会構造をつくりたいと考え、夫婦2人でスタートしました。抜け出したいと思っても抜け出せない状況や、家族間で行われている無自覚の偏見を知ってほしいと新しい繋がり方で支援をし続けています!

きない、そう強く信じています。

孤独で自分に向き合う日々に撮影してきた写真…。ごく一部ですが、ご覧ください。

●世間から離れたところで再起するまでの道のり…切り取った日常の風景には、独自の世界が広がっています。

いつもの川沿いの階段に腰掛けて見る景色

壁を見上げる視点

すれ違う猫や、共に暮らす猫たちの表情

レンズを通してのぞいた視点がそのまま、そこにあります。

そしてテクノロジーの時代だからこそ、人間にできることは想像性をかきたてること。

競争から共創の時代へ。どう生きるか?

私たちはテクノロジーやAI、ロボットと日常が融合していく中で、敏感で自分の気持ちを声に出来なかった人たちとコミュニティを創り、全く新しい循環が生み出す共に創る社会構造づくりを目指しています!

普段、目にしている景色や風景はそこにその人が生きた証であり…良い思い出が色褪せていく、すべては生きていて常に変わりゆくものなんだと教えてくれます。

1枚の写真からその人の背景にある思いもよらぬストーリーが伝わってきます。 

共創cycle!新しい令和の社会づくり

この写真集の売り上げは、ARTeria_SUNから「助けて。」と言えない不登校の子供たちや若者たち、家族に頼らないで孤独に耐え忍ぶ人たちの再出発や新たな循環の支援や活動に役立てられます。

人間の底力、発想の転換、非日常生活の中に芽生える新たな閃きや視点は…最悪な状態に陥った時にこそ芽生える人類の進化なのではないか?と感じるようになりました。

法や家族、世間の目の隙間にはまっている、とっても敏感な人たちが持つ無限の可能性にスポットが当たります。

感情の嵐の中に本当の自分がワクワクする価値あるものを選び抜いていく。掴んでいく。すべての人たちにあなたが太陽なんだよ。と伝えるために私たちは活動し続けます。

このプロジェクトの核は、二極化の隙間にいる人たちの格差社会の隙間問題について「まず、知ってもらいたい」ということにもあります。

問題は、他の社会課題に比べて支援金が集まりにくいという傾向があります。なぜなら、「ひきこもりになるのは自分の責任だ」と思われてしまうからです。

しかしながら、このようか状態に陥るきっかけは、突然の病や失業、介護離職による困窮、人間関係の悪化など、誰にでも起こりうる出来事がほとんどです。

敏感な人たちが見ている視点や声に触れるきっかけをつくることで、新たな理解を促し「誤解と偏見」を解消する機会を作りたいと切に願います。

なぜ、あえて写真メッセージ集を作るのか?

それは直接の支援だけではまかなえない、以下のようないくつかのメリットがあると考えるからです。

・写真を撮影するという行為が、それぞれの人たちの日常の中での自己表現のひとつとなり新しい想像性や循環、活力をうむ。

・写真集という表現になることで、これまで…「ひきこもり・鬱・コミュ障」に関心のなかった人たちにも情報が届く。

・直接講演会やイベントに参加できない人にも当事者の声や、身近にいる同じような人たちへの関わり方を知ってもらえる。

・写真メッセージ集として流通することで、世の中に発信を続けられる。

・新しい循環が生まれることでこれまでにない社会構造や取り組みが生まれる。

写真集の出版を通して支援につなげることは一つの目標ではありますが、絶対に大切にしたいのは次につながる写真メッセージ集にすること! 

これまで見られる側だった人たち、普通のことができずに社会から否定され続けた人たちの視点やそれぞ