境が整っている為、貧困による教育格差が見えにくくなっていると言えます。
民間団体のにおける教育支援が活発になることで、教育格差の解決の手助けになるのではないかと思い、ココハルこども食堂では食の提供だけではなく、学校以外のもう一つの学舎になる事を目指すことに決めました。
そして、ココハルこども食堂での教育支援では、
”ダイバーシティ”
という考え方を大切にしたい、と考えました。
ダイバーシティ??
初めて耳にする方も少なくないと思います。
ダイバーシティ(diversity)は日本語で「多様性」と訳されることが多いです。
「身体的あるいは文化的な差異があっても、受け入れ個性を認め活かす考え方や姿勢」
ともあります。
「む、、、むずかしい、、、!!」
簡単にまとめると、、、
「隣の人の個性も、まるっと認め合い生きていきましょう」
わたしはそれが一番しっくりきます(笑)。
ココハルこども食堂は、
みんなが安心安全を感じ誰1人として取り残さないホッコリとした場を創ること、が大きな目的の一つです。
そこで今回、
長崎県在住の脇葵依(作業療法士)さんと共に、こども達に異文化交流の機会を提供し、自分との違いを知り、こども達に多様性を感じて貰う経験の場の一つとして”ダイバーシティ学習”を提供致します。
具体的に、外国で活躍する日本人と中継を結び、みんなが住むこの地球について考えてみたり、作業活動やものづくりなどを通じて、こども達と共に心の健康に繋がるような学びの場を創っていきます。
また、ココハルこども食堂に集まったこども達が、そこで宿題や自己学習ができる空間をつくり、様々な年齢のこども達が集まることにより、スタッフ/高学年が低学年を教える場が期待されます。
そこで学校や地域内での元気な挨拶やコミュニケーションへと発展していくよう良好な関係性の構築を図ります。
上記はダイバーシティ学習の開催時の実際の様子(イメージ写真)になります。
最後に、当法人の代表理事を紹介致します。
NPOココハルの代表理事は、
酒谷晃生(さかや こうき)と言います。
彼は北海道の地に生まれ、元サッカー選手としての父、心優しい母、そして勉学熱心な姉との4人家族。
幼少期より母親の影響を強く受け、
「なんで、学校でいじめや世界で戦争とかが起きるんだろう?」
「もっとみんなで仲良くすればみんなが幸せなのに。」
そんなことをボンヤリと考える優しいココロの持ち主でした。
将来の夢は父親を超えるサッカー選手。
子どもの頃は、近所の公園にて日が暮れるまでサッカーボールを蹴っていました。
そんな中、
小学4年生の時に事故で大怪我し、
”スポーツが出来ない身体” になってしまいました。
夢が絶たれ、
彼は人生に絶望し、自己否定を繰り返していました。
時が経ち、大人になり、
作業療法士、というリハビリの道に進み、
患者の多くの人生に携わってきました。
そして、人生においても、
数え切れない失敗や葛藤、そして挫折の先に。
少しずつ過去の自分の心を冷静に観ることが出来るようになりました。
ぼんやりと観えてきた幼少期の問いの答え。
【自分で自分を愛することが出来ないから】。
じゃあ、それはどうしたら解決できるんだろう。
そして、考え尽くした先に出たのは、
”一人ひとりが自分自身の尊い生命の価値に気づくこと”
しかし、それは、一人では間違いなく無理です。
その気づきを得る為には、”人”と”場”が必要なのです。
互いの存在を認