花火大会が中止に…それでも、「無告知・小規模」で約15分間の花火を打ち上げたい。

花火大会が中止に…それでも、「無告知・小規模」で約15分間の花火を打ち上げたい。
盛岡市で20年以上ぶりに花火を打ち上げるプロジェクト「盛岡どんぱ」は、新型コロナの感染拡大を考慮し中止に。ただ、私は苦渋の決断に打ちひしがれながらも前を向き、実行委員の学生たちや楽しみにしてくれていた市民の方々に、感染リスクの低い方法で花火を打ち上げます。

はじめに・ご挨拶

初めまして、こんにちは。盛岡どんぱ実行委員会と申します。

私たちはこの夏、盛岡市内および岩手県内の大学生や社会人、企業などで有志の実行委員会を結成し、市内で20数年振りの花火大会を2021年9月25日に復活させようと活動してきました。3年以上の構想期間を経て、いよいよ実現まで目前だったこのプロジェクト。

しかし、新型コロナウイルスに対する岩手県独自の緊急事態宣言が発令されたことを受け、我々は中止という苦渋の決断を下すことになりました。地域の安心安全を第一に優先した結果です。
このプロジェクトで実現したいこと

ただ、全く白紙に戻して良いものか?

このコロナの時代、人々の下を向きつつある気持ちを元気づけようと

実行委員が花火に限らず様々な感動するエンタメを用意して、努力をしておりました。

だからこそ、なんとか盛岡の人々を感動させる方法はないか考え、たどり着きました。

日時を変えて、短時間でもサプライズ花火を打ち上げたい!と。

盛岡最大級の花火大会「第1回盛岡どんぱ」の開催を「第0回盛岡どんぱ」として。

感染の可能性が極めて少ない「たった15分間の感動」なら、今まで頑張ってきた学生のために、

近隣の「盛岡どんぱ」を楽しみにしていた市民のために、お届けできるのではないか。

そんな思いで、盛岡の夜空へ花火を打ち上げたく、今回のクラウドファンディングを立ち上げました。

どうか皆様、目を通して頂けると幸いです。
花火大会の復活を目指した経緯

盛岡駅から約3kmに位置する盛岡市高松公園では、かつて毎年8月の盆踊り大会に合わせ、花火が打ち上げられていました。しかし、イベントの幹事を担っていたおばあちゃんが亡くなったことや、花火大会のスポンサー企業が移転したことなど、さまざまな理由が重なりイベントは打ち切りになり、1997年頃を最後に開催されなくなってしまいました。

それから20年以上。時は令和3年。

これまでお世話になってきた盛岡の方々に、大きな感動を届ける為に!

新型コロナの影響で暗くなっている感情を明るくする為に!

私たちは「盛岡どんぱ」と新たに銘打ち、再びここで花火を打ち上げたいと考えたのです。
これまでの活動

その想いに賛同し集まってくれた有志の実行委員は、今夏の実現へ向け、活動を1年以上前から続けてきました。盛岡市内および岩手県内の学生や若手社会人を中心に、約100名。イベントの開催を目指してともに頑張ってきた大切なメンバーです。

盛岡どんぱの特徴は、多くの若者たちと一緒に作り上げていることです。

大学生とのミーティング場所は盛岡食堂にて

どんぱの前イベントとして「高松の池フォトコンテスト」開催告知のチラシを高松公園で配布

ポスター・フライヤーのモデル撮影

「盛岡どんぱ」は、約3年前の構想段階から、岩手の“これから”を担う若者たちと作り上げたいと考えていました。

このイベント運営を継続させることでさまざまな人が繋がり、市内全体のコミュニティを活発にする狙いがあるのです。

大学生や高校生たちを含めた有志の実行委員はボランティアですが、社会人のサポートを受けながら公的な業務もこなしつつ、子供から大人まで、来場者の感動する顔を思い浮かべてまるで文化祭の準備をするように活き活きと前進してきました。

盛岡のフリーペーパーのスコップの取材時のワンシーン

すると、その様子は地元の岩手日報や読売新聞、盛岡経済新聞に取り上げられるほど注目を集めるようになりました。

読売新聞様取材時 左から発