はじめに・ご挨拶
皆さんこんにちは!私達は伊豆の修善寺でクラフトビールを造っているベアードブルーイングです。2000年に静岡県沼津市の沼津港前に、夫婦二人で1日の仕込み量が何と30L!という超極小規模でブルワリーパブとして開業して以来、多くのお客様に支えられ昨年20周年を迎えました。
ベアードビール誕生の地・沼津フィッシュマーケットタップルーム
2016年には伊豆市の修善寺へブルワリーを移転し、夢であった農園型ブルワリーを実現させ、無農薬でビールの副原料となるホップや柑橘系の果樹なども育てています。
敷地内のホップ畑
ビールが好き、そして自然が好きな仲間が集まり、ビール造り、無農薬栽培、そして一部キャンプ場も2年前にオープンさせ、修善寺の美しい自然の中で日々元気に働いています!
ビールの副原料となる柑橘果実の収穫
このプロジェクトで実現したいこと
私達のブルワリーが建っているこの土地は、もともとはキャンプ場でした。しかし私達がブルワリーの移転先としてこの土地を紹介された時には、草が生い茂る荒れ果てた土地となっていました。
開発前の前キャンプ場跡地
しかし私達はまるで”ひとめぼれ”のような感覚でこの土地の魅力に一瞬で虜になりました。15カ所以上の候補地の中から直感でこの土地を選んだことは、間違っていなかったと実感しています。私達の長年の夢であったビールの原材料を無農薬で栽培し収穫するということも、農園を通して少しずつ実現できています。そして2年前には敷地内の一部をキャンプ場として復活させ、家族連れや気の合う仲間同士が集まる小さなキャンプ場として喜ばれています。
キャンプ・ベアード クールブリーズサイト
今回のこのプロジェクトでは、現在のキャンプ場のちょうど反対側にあるまだ未使用の土地をオートキャンプ場として、再生・復活させ、より多くのお客様に修善寺の自然と私達のこだわりのビールを楽しんでもらい、コロナ禍で疲れてしまった心と体を癒してもらいたいと願っています。
新キャンプサイトイメージ図
また、ビールと自然の関わり合いをいろいろな角度から体感してもらいたいと思い、今回のこのプロジェクトをきっかけに、キャンプサイトにも私達のビールにちなんだ名前を付けることにしました。
現在のブルワリー前にあるサイトは私達の夏の定番ビール「クールブリーズピルス」から名前を取り、クールブリーズサイトに。
整然と並ぶ木立を揺らす狩野川からの風がとても爽快で気持ちのいいサイトです。そして新しく開設するキャンプサイトは2か所。
1カ所目は、キャビンと大きな広場が特徴的な「ウエストコーストサイト」。
アメリカ西海岸の夕陽をイメージしたラベルが美しいウエストコーストウィートワインから名付けました。ここはとにかく広い敷地が気持ちよく夕方には西日が輝く美しい場所です。
2カ所目は「ダークスカイサイト」と名付けました。これは私達の冬の定番ビール「ダークスカイインペリアルスタウト」から名付けました。この場所はちょうどクールブリーズサイトからウエストコーストサイトに向かう途中にあるサークル状の小さな敷地です。ここから見上げる夜空には満天の星空が輝いています。これらの場所それぞれに良さがあるため、行く仲間によってどのサイトを利用するか、きっと選択肢も広がりわくわくしてしまうのではないでしょうか。
私たちの地域のご紹介
私達のブルワリーのあるここ修善寺は、古く長い歴史のある観光地です。老舗旅館や由緒ある温泉宿が多く存在しています。またここを起点に、伊豆