青少年に母の愛を!コロナ禍でも、いのちと地域社会を護り続けたい

青少年に母の愛を!コロナ禍でも、いのちと地域社会を護り続けたい
今般のコロナ禍で、更生保護女性会がボランティア活動資金調達のため例年開催・出演してきた、沖縄郷土芸能のチャリティーショーが開催できなくなりました。支援を心待ちにしていた更生保護施設の運営へも影響が出ています。青少年に母の愛を灯し、いのちと地域社会を護ってきた沖縄の更生保護女性会、その元気を支えたい。

を創出しています。ここでは、保護観察中の青少年も受け入れ、ほかの隊員と同じく共に訓練を重ね、立派に卒隊し、就職していきます。

更生保護女性会では、青年隊の訓練でがんばっている青少年のために、生活必需品である洗濯機を数台ずつ毎年寄贈してきました。
毎日汗だく泥だらけになる作業服などを、数十人の隊員が順番に洗濯するので、洗濯機も数が不足ぎみな中で結果的に酷使されるため、よく壊れてしまうのだそうです。
この支援を続けてきたことに対し、☞沖縄県更生保護女性連盟が、先日の沖縄産業開発青年隊創立65周年記念式典において、理事長感謝状を受けました。

沖縄県更生保護女性連盟(宮城幸子会長)が、一般社団法人 沖縄産業開発青年協会(吉川浩正理事長)から感謝状を受けました沖縄県更生保護女性連盟(宮城幸子会長)が、一般社団法人 沖縄産業開発青年協会(吉川浩正理事長)から感謝状を受けました
■ 公民館が使えず、3密回避で集まれず。
感染したら大変。更生保護女性会活動の難しさ

ところがこのコロナ禍により、沖縄県内の更生保護女性会が活動拠点としていた各地の公民館が、那覇市内の場合は令和2年6月中旬まで、他のところも前後して、一時期、利用ができなくなりました。そのため、いつもは4月から5月頃にみんなで揃って開催していた総会を集まって行うことができず、書面を送って議決という代替手段をとらざるを得なくなりました。

更生保護女性会に定年制はありません。長く活動を続けて来られている高齢者もたくさんおられます。
ですから、万が一、感染したら大変。リスクがとっても高い。

10人以上の集まりを避けて、外出は控えましょう、といった感染防止対策の掛け声もあり、公民館が使用再開となってからも、いつものボランティア活動がとてもしづらくなりました。

チャリティーショー中止、収入途絶
■ ボランティア活動資金調達のための、
沖縄郷土芸能チャリティーショーも中止。収入途絶。

コロナ禍はなかなか収まりをみせません。

沖縄は歌や踊りが盛んで、各地域に「○○節」などといった歌が伝わっています。歌三線で歌われたり、琉球舞踊(琉舞(りゅうぶ))として踊られたりしています。
更生保護女性会の会員も、沖縄郷土芸能に通じている方が多く、記念式典や祝賀会はもちろん、総会や研修会、新年会、保護司会・協力雇用主会と合同の交流会や懇親会などでも、踊りを披露されており、最後は参加者全員でカチャーシーを踊って和気あいあいということもしばしばです。

各地で行事があれば踊りがある、沖縄ならではの風情です各地で行事があれば踊りがある、沖縄ならではの風情です

第34回チャリティーショーのプログラム表紙

沖縄の更生保護女性会では、ボランティア活動資金調達のため、沖縄郷土芸能のチャリティーショーを例年開催し、会員自ら出演しておりました。

県全体では☞沖縄県更生保護女性連盟の主催で、昨年度は、9月14日(土)、宜野湾市民会館において開催しました。

県内各地区の会員が、沖縄郷土芸能の担い手として活動の合間を縫って練習した成果を披露するため、当日は華やかな衣装で出演して好評を博してきました。
プロの踊り手(琉舞道場の師範など)も社会貢献したいとの気持ちから更生保護女性会に加入し、会員として演目を披露されており、開幕の定番「かぎやで風(かじゃーでぃふう)節」を始め、これまた優雅で圧巻の踊りでした。

このチャリティーショーには例年、沖縄県内各地の地元企業の皆様から、プログラムへの広告掲載や、チケット購入の形で、温かいご