ツタンカーメン王墓埋葬品スーパークローン芸術作品の展示会を開催したい!
皆さんはじめまして。CMEモルゲンランドです。
CMEモルゲンランドは、人材教育や環境ビジネスを長年手がけてきた野澤汎雄が、子どもも大人も楽しめる場所文化作りを夢見て、千葉と東京を拠点に活動しています。
CMEモルゲンランド 周辺
初めて私たちを知った方も多いと思うので、なぜ私たちが本プロジェクトにチャレンジしているのかをお伝えいたします。
古代エジプトの遺産、遺物はいつの時代も私たちを魅了してきました。
日本においては、1965年に開催された「ツタンカーメン展」(東京、名古屋、京都)で約295万人を動員、2012年の「ツタンカーメン展」(大阪・東京)では173万人を動員しており、美術展史上1位、2位を記録しています。
1965年に開催された「ツタンカーメン展」
しかし、時価300兆円とも入れるツタンカーメン黄金のマスクをはじめとする数々の至宝は、現在ではエジプト国外への持ち出しは禁止となっています。
それは世界的文化財保護の視点から言えば至極当然のことですが、エジプトへ行かなければその姿を観ることができず、限られた人々にしか届かない文化財となってしまっています。
その問題解決の一つが高度に複製したスーパークローン芸術作品による展示会の開催です。
エジプトのミニア大学純粋芸術学部教授ムスタファ・ムハンマド氏率いる工房のチームは、ツタンカーメン王墓の至宝一式をコンピュータに頼らず彫刻家や彫金家によって一つずつ手作業で再現することに成功しました。
2011年ベルギーでの「ツタンカーメン展」展示の様子
それら作品群は現在ドイツの企業が所有し2008年のスイスを皮切りに欧米各国で巡回展示され好評を博しています。
そんな展示を実際に海外で観た方がいました。古代エジプト壁画研究家の村治笙子先生です。
2011年、ベルギーのブリュッセルでたまたま出会った「古代エジプト展」で展示されていたものが、ムスタファ教授の作られた作品群だったのです。
エジプトの工房でのムスタファ教授
スーパークローン芸術作品であるからこそ保護ガラスケースなしで作品に近づき、じっくりと鑑賞できる展示に「こんなものが日本にもあったら子どもたちにもっとヒエログリフなどエジプトのことを身近に伝えられるのに」と当時思ったことを振り返っています。
そしてムスタファ教授もまたアジア地域の国で開催し、古代エジプトの芸術をもっと広めたいという想いがありました。
写真左端から 村治 笙子 先生、写真中央 ムスタファ教授、右隣 CMEモルゲンランド代表 野澤 汎雄
そんな両者の想いの架け橋となったのが、私たちCMEモルゲンランドでした。
エジプトの縁をいただき知り合ったムスタファ教授と村治先生の想いを実現すべく、再びムスタファ教授の工房が作り上げた第二のツタンカーメン王墓の至宝一式を迎い入れることを決めたのです。
2019年、日本に到着した126点のスーパークローン芸術作品。
スーパークローン芸術作品の一部
まずは美術展を企画する企業によって日本よりも先にアジア各国を巡るプロジェクトが計画されていました。
しかし2020年、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大により全て中止となりました。
今、ツタンカーメンの至宝は公開の日を待ちひっそりと倉庫で眠っています。
プロジェクトメンバー
私たちCMEモルゲンランドと、各分野で活躍し豊富な経験を有する専門家が中心となるプロジェクトチームを結