長引く自粛生活で、子ども達に元気がなく、運動不足が懸念されています
2020年から続く自粛生活。
それでなくても、ゲームなどの影響で昔に比べて子ども達の運動不足が懸念される中、
自粛生活で輪をかけて体を動かす機会が減っています。
体育の授業の制限
スポーツ関連イベントの中止
外出自粛
遊ぶときにもソーシャルディスタンス
これでは、ストレスが溜まってしまいますよね💦
まわりの子どもたちを見ていても、やはり少し元気がありません。
子どもたちの笑顔は、全ての人を元気にする魔法のエネルギーです。
ここ数年、私たちは様々な災害を乗り越えてきました。
毎年のように起こる自然災害、そして今まさに乗り越えようとしているコロナ。
困難を乗り越える時に我々大人を支えてくれたのは子ども達の存在と笑顔でした。
今こそ、子ども達の元気と活力が必要なのに・・・。
子ども達の運動不足を解消し、元気と活力を取り戻すために自分ができることは何だろうか?
日本中の子ども達に「二重とび」を指導して回って、子ども達に体を動かすことの楽しさを教えたい!!
今のご時世に、ソーシャルディスタンスを保ちながらも、手軽に運動不足を解消できる方法、
それは「縄跳び」が最適です。
縄一本あればできる
一人でもできる
友達と一緒にやってもソーシャルディスタンスを保てる
接触行為がない
運動効果が高い
地味ではありますが、魅力的なスポーツです。
私が指導している運動教室でも、縄跳びを使った運動を積極的に取り入れています。
その中でわかったことがあります。
それは、低学年のうちに「二重とびが跳べるようになった!」という成功体験をすることが
その後の運動への取り組み方に大きく関わってくる、ということです
小学校低学年のころに、多くの子ども達は「二重とび」「鉄棒」「跳び箱」という三つの大きな壁にぶつかります。これを乗り越えられなかった子ども達が「自分は運動が苦手だ」と思いこんでいる傾向が強いのです。
その三つの中でも、一番初めにくる壁が「二重とび」。
二重とびが跳べるようになった!→嬉しい!→もっと練習するようになる→さらにできるようになる→やればできるんだということを体感する→他の色んな運動にもチャレンジしてみるようになる→できるようになる→運動って楽しい!!
たかが「二重とび」ですが、されど「二重とび」なのです。
つい先日もこのようなことがありました。
知りあいの小学3年生の男の子です。
お母さんから「二重とびがなかなか跳べなくて、自信をなくしているんです・・・」と相談を受けました。
そこで、練習方法・ポイントについて指導してあげると、わずか1週間で二重とびが跳べるようになりました。
跳べるようになった瞬間のその子の笑顔がまだ脳裏に焼き付いています。
ちょっとびっくりしたような、はずかしいような、そして心の底からの嬉しさがにじみ出た笑顔でした。
そこから彼は縄跳びが楽しくなり、自分からどんどん練習するようになって、後ろ二重や、はやぶさまであっという間にできるようになってしまいました。
できることが楽しくて仕方ないようです。
この成功体験を経験した彼が、今後「運動が苦手」だと思うことはないでしょう。
どんなスポーツも楽しく取り組んでくれるに違いありません。
彼のような小さな成功体験を、もっとたくさんの子ども達に経験してもらいたいのです。
二重とびができるようになるためには、少しコツがあります。
跳べるようになるためのメソッドは、指導する中で、確立されてきました。