はじめに
ご覧いただきありがとうございます。
私たちは、武蔵大生が運営するファッションレボリューション学生アンバサダーのeticoです!
「新しい選択肢で人と地球を笑顔に」
をモットーにファッションという観点からサステナビリティやエシカルについて発信しています。
※「エシカル」(ethical)は、直訳で「倫理的な、道徳的な」という意味になります。つまり、「私たちの良心と結びついていて、人と社会、環境に配慮されている」という意味合いとして使われています。
[名前の由来]
Environment: 環境によい+社会的環境づくりに貢献
Trigger: (知る・変える、変わる)きっかけになる
Innovation: 革新
Cherish: 人々の思いを、製品を大切にする
Option: 選択肢を増やす存在になる
主な活動内容
①Instagramでの情報発信
皆さんがエシカルファッションに対して新しい選択肢を見出せるようなファッション業界における問題、知識、エシカルブランドの紹介を行っています。
②メンバー同士の勉強会
週に1度お互いの知識を深めるために勉強会を行なっています。
③公開勉強会の開催
月に1度メンバー以外の人を交えた勉強会を行っています。新たな知見や知識を得て学びを深めています。
④イベントの開催
月に1度オンラインでのイベントを開催しています。
ファッション業界の抱える問題について、ディスカッションをしながら楽しく学んでいます。
また、過去には国境を越えた国際的な交流を通してファストファッションについて学ぶ機会が持てました。
解決したい社会課題
服の生産、消費によって引き起こされる、人権問題・環境問題
〈人権問題〉
人権侵害の例として挙げられる問題に「ラナプラザ崩壊事故」があります。
2013年4月23日、バングラデシュの縫製工場が入っていた8階建てのビルが崩落し、1130名を超える人下敷きとなり、負傷者は2500人以上にのぼりました。その多くが若い女性でした。
元々5階建だったビルは違法に建て増しされ、倒壊の危険性を指摘されていました。事故前にもビルに大きな亀裂があるのが分かり警告されていました。女性たちも出社を拒んでいたのにも関わらずそれは許されませんでした。女性たちの1日の労働時間は一日14時間。時給は10-12セントで月給は日本円で5000円。今も十分な賠償や補償がなされてるとは言えず、後遺症と生活苦に悩まされている女性がたくさんいます。(2016年時点)この事故が今までのファッション業界のあり方を見直すきっかけになり、「エシカルファッション」が注目を集めました。
〈環境問題〉
①水質汚染
・染色による水質汚染
染色の際の化学物質が海や川を汚染していることも問題です。淡水汚染の約20%は織物加工によるものです。例) 国際環境保護団体グリンピースによると2016年、ナイキやヴィクトリア・シークレットが人体に有害な化学物質を排出し、長江などの川を汚染しているという報告がありました。
→こうした水質汚染は、地域の人々の飲み水を奪うことに繋がります。2016年、中国では地下水の80%を安全に飲めない状況でした。
②マイクロプラスティック
マイクロプラスチックとは直径5ミリ以下の小さなプラスチックのことです。そして、半永久的に分解されることはありません。マイクロプラスチックは、ポリエステル、ナイロン、アクリルといった化学合成繊維の服から生まれます。こうした