はじめに・ご挨拶
はじめましての方も、お久しぶりです!の方も、みなさま、こんにちは。
ドキュメンタリー映画『先祖になる』の主人公佐藤直志さんの生き様に感銘を受け、交流を深めている仙台自主上映会実行委員会代表の足立千佳子です。
2014年4月に仙台で自主上映会を実施してからまもなく7年。。。私は、今は宮城県登米市のNPO法人に所属して、相変わらず東日本大震災復興支援に関わっています。
今回、池谷監督から、「震災から10年。今回は『先祖になる』を地元・陸前高田で上映する!」と、お話を聞きました。話を聞くとすべて手弁当。むしろ、持ち出し?これは、乗りかかった船。私たち、仙台自主上映会実行委員会も再び集結し、上映会とトークショーのサポートをしなければ!!!
ということで、みなさまのご支援を賜りたく、再び立ち上がった次第です。
2014年、実行委員のみんなで総決起集会をしたときの一コマ@仙台
今回、今度は陸前高田での上映をサポートするよ!と連絡したら、実行委員のみんなから「合点承知!」と返事が。 みんな、ありがとう!!!
ドキュメンタリー映画『先祖になる』とは?
大ヒット作「蟻の兵隊」につづき”老人力”全開のガンコ親父を池谷薫監督が見つめたヒューマン・ドキュメンタリー
本作は、中国残留日本兵の悲劇を描いた傑作ドキュメンタリー「蟻の兵隊」が異例のロングラン・ヒットとなった池谷薫監督の最新作。震災からひと月後に陸前高田を訪れた撮影チームは、そこで佐藤直志というひとりの老人と運命的な出会いを果たす。復興への夢を語る彼の姿に見惚れた池谷は、前作に引きつづき孤軍奮闘する”ガンコ老人”を追うことを決意。寄り添うように撮影を重ね、困難に屈しない“日本人の底力”を描き出していく。撮影期間1年6カ月。東京~岩手往復の走行距離は5万キロに達した。頑強な肉体と茶目っ気たっぷりのユーモア。枯れた中にも残り香のように漂う男の色気。観るものをとりこにする主人公の姿は、戦争や災害から立ち直ってきた”日本人”とは何なのか、人が生きていくとはどういうことなのか、静かに語りかけてくる。
(Facebook・映画 『先祖になる』 最新情報より)
直志さんの元気に乾杯!「先祖になる」上映イベントを開催したい!
3月5日(金)~15日(月)
・オンライン上映会
3月13日(土)
・陸前高田での映画上映会
&監督と、直志さん・剛さんのトークショー(オンライン配信&アーカイブ)
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東日本大震災から10年。津波で長男を亡くしながら、いち早く前を向き、自ら森で木を伐り元の場所に家を建て直した佐藤直志さん。上映会の翌日、直志さんは87歳の誕生日を迎えるが、なんと今もバリバリの現役で山仕事に励んでいる。
下の写真は陸前高田に昨年オープンした文化交流施設「まちの縁側」だが、柱や梁に地元の名産気仙スギを使ったこの建物は新国立競技場を手がけた隈研吾さんが設計した。そしてもうお分かりだろう。この見事な材木を伐り出したのは直志さんなのである。墓石と墓石の間に木を伐り倒せる超のつくスゴ技は今も健在なのだ。3月のトークではきっと皆さんに溢れんばかりの元気と勇気を与えてくれるだろう。
(Facebook・映画 『先祖になる』 最新情報より)
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2013年に公開された『先祖になる』は、東日本大震災で被災した直志