子どもが仲間!学び!自分!社会!ホンモノ!と出逢うフリースクールと居場所を創る!

子どもが仲間!学び!自分!社会!ホンモノ!と出逢うフリースクールと居場所を創る!
不登校支援など、子どもたちの生きづらさに向き合ってきた一般社団法人こもれびが、2021年4月に大阪市の南堀江でフリースクールをオープンします。社会に出る直前の中高生を対象に、安心できる居場所であることはもちろん、子どもと学校をつなぎ、子どもと社会をも繋ぐ、そんな架け橋となるスクールを目指します。

目次

1.代表あいさつ・法人紹介
2.このプロジェクトで実現したいこと
3.今、社会が抱えている課題
4.なぜ、クラウドファンディングをするのか
5.こもれび応援メッセージ
6.ご支援金の使い方
7.実施スケジュール
8.リターンについて
9.最後に
10.お問合せ先
1.代表あいさつ・法人紹介

はじめまして、一般社団法人こもれび代表の水流添 綾(つるぞえ あや)です。一般社団法人こもれびは大阪市西区の堀江を拠点に、2013年12月、法人を設立しました。ここ「堀江」という街は心斎橋や難波、アメリカ村に近くて、カフェも多く、便利でおしゃれな人気の街です。ここ「堀江」に拠点を構える理由、それは2010年、堀江で起きた児童虐待遺棄死亡事件にあります。

2010年夏、3歳と1歳半の姉弟が自宅マンションで50日間放置され、命を落としました。母親は懸命に子育てを行うも、それは孤独で孤立したものでした。当時のわたしはスクールソーシャルワーカーとして大阪府下の南部を中心に子どもと家庭の支援を行っており、子どもたちの最善の利益を守りたいという思いで活動していました。そんな中、わたしが暮らす街で起きたこの事件をとても他人事として終わらせることはできませんでした。

”未来に向かうはずの子どもが命を落とし、懸命に子育てをしようとしていた母が事件の加害者ことなってしまった” このような事件を二度と起こしてはならないと強く思ったのです。何かをはじめることは、決して簡単なことではありませんでしたが、3年間悩んだ末、『とにかく始めるしかない!』と決断し、『一般社団法人こもれび』を設立し、事件の起きた南堀江1丁目に事務所を構えました。

こもれびでは、法人設立の原点となった事件を繰り返さないことを社会的使命とし、
以下の理念のもとに、子ども家庭支援を中心に活動を展開しています。

・『ひとりぼっちをつくらない』
・制度の狭間に陥っている人へアウトリーチ、そしてつながる関係をつくる
・困り感に寄り添い、ないものは創る!ソーシャルアクション
・みんなの生きる力を大切に、どの人にもある可能性を模索する

2.このプロジェクトで実現したいこと

①子どもがさまざまなモノ、コトに出逢い、社会に出る準備ができるフリースクールを創る

フリースクール立ち上げのきっかけ
事業を開始して7年が経ち、ご相談いただいた子どもたちは『じぇるむ』をはじめ、外部機関や事業所につながり、必要な療育(放課後等デイサービスなど)を受けられるようになっています。この療育を受けるためには『障がい児サービスの利用』という枠組みに入ることが条件です。

しかし、さまざまなご相談いただく中で『障がい児サービスの枠組みにハマらない子ども』と出逢うことが多くなってきています。その多くは不登校などの生きづらさを抱えた子どもたちです。その子どもたちは、学びの機会や社会体験の機会が保障されていないという現状があります。学校教育や福祉制度の支援が届かず、孤立し、家庭で抱え込むしかない状態なのです。制度やサービスも使えず、居場所も機会もない子どもたちが、高校卒業後、または卒業もできずに、年齢だけが大人になり、”努力不足”や”踏ん張りが足りなかった”など、本人の自己責任と社会から見られ、支援のないまま社会にも出れず、苦しい思いをしている人にもたくさん出会ってきました。 どうすれば安心し自信を持って社会に出られるのか。日々子どもたちと出逢い、向き合う中で、子ども期に必要な栄養(学びや体験の機会など)をしっかりと吸収