一歩前に進むことができるように、社会に出るために必要な力を身に着けることを目指します。原石である子どもたち一人ひとりが、社会の一員として自立に向うためには、自分を信じて一歩一歩あゆみ出す準備期間が必要です。
子どもたちの可能性を信じて『らじぇむ』と名付けました。
フリースクール「Ecole de らじぇむ」が大切にしていること
□『ホンモノ』との出会い
□社会体験(学びの多様性)
□ことばとつかった対話
□仲間との楽しみを共有する機会
□考え、判断し、選択し、伝える力
□自分を信じる力
☆社会に出て生活を始めた時に、必要となる力をつけていくことを目指します!
フリースクールが行うこと
〈学びの保障〉=学びとの出逢い
○在籍校や通信制高校と連携し、基礎学習から高校卒業資格取得サポートまで行います。
○スクールへ通うことが困難な子どもへはオンラインでの支援を行います。
〈社会体験の保障〉=仲間、自分、社会、ホンモノとの出逢い
○会話や活動を通して仲間づくりを行い、たのしみを共有します。
○定期的に実際のさまざまな立場にある社会人をゲスト講師としてお招きしたり、訪問したりし、社会の多様性を学びます。また、社会やはたらくということへのイメージを確立し、社会に出る準備が行えるようにします。
○調理や楽器演奏、運動、美術などさまざまな設定活動を実施し、興味の幅を広げたり、深めたりします。
○考え、判断し、選択し、伝える力を身に着けるために、対話を大切にし、何事も無理やりさせることはせず、子どもとスタッフで相談しながら支援をします。
○フリースクールのみならず在籍校や家庭が子どもの安心の場となるように、在籍校や家庭が子どもと安心して関われるように、社会福祉士や精神保健福祉士などの専門職がはたらきかけます。
②夕刻の場のキッチンを改善したい
夕刻の場とは
アウトリーチ事業『いるどらぺ』では、「夕刻を支える場」として、2015年12月より月2回の木曜日の夜、子ども食堂を開催してきました。この子ども食堂『夕刻の場いるどらぺ』は、「誰でも来ていいよ」という一般的な子ども食堂とは異なり、『つながりが必要なた子ども』が利用します。対象となるのは、不登校やひきこもり状態で社会との関係が希薄な子どもや、孤立しがちな家庭の子どもたちです。保護者や行政機関と相談したうえで受け入れをしています。食事を共にする以外にも、社会体験を積むためにイベント活動(夏合宿や音楽祭、雪遊びなど)を開催したり、学校や家庭で子どもが安心して過ごせるように学校や関係機関との連携も行っています。法人の持ち出し事業なので子どもたちは無料で利用することができ、法人スタッフや大学生・社会人がボランティアとして子どもたちと関わっています。最初の1年は5名程度だった子どもの数も徐々に増え、現在は10名程度の子どもたちが利用しています。子どもたちにひとりぼっちを感じさせないよう、大人はの数は子どもの数以上が参加します。今では大家族のように温かい雰囲気の中、子どもたちは安心して過ごしています。”おなかとココロを満たしたい”との想いで、食材にもこだわっています。安心安全、新鮮な食材を使い、加工物や添加物は極力控え、体も悦ぶ食事の時間を提供しています。食育を意識し、献立に込めた思いを毎回子どもたちに伝えています。
解決したい問題
この5年間、子どもたちのリクエストに応え、さまざまなメニューを用意してきましたが、実はキッチン設備のない事務所での料理。そして、食卓を囲むお