ただくお金で、現地では以下の事が出来ます。
3,000円で住民講師が20人の住民に対して植林技術講習を実施できます。
5,000円で住民が改良かまど40個を製作できます。
10,000円で住民7人に対して小規模ビジネス/家計研修を実施し、その後のフォローアップを実施できます。
▼最後に
日本ではガス、電気や水道のある暮らしが当たり前で、一人一人の生活をよくするための情報がすぐ手に入る環境にありますが、マダガスカルの農村部ではなかなかそうはいきません。家は一間、ベット1つに家族が体を寄せ合って暮らし、日々の暮らしでせいいっぱいなので食料やお金の蓄えが少なく、天候不良がおきるとすぐに食べるものに困窮してしまいます。政府の支援や保険の制度も末端の国民まで日本のようには行き届きません。さらに、最近は新型コロナウイルス感染拡大を経て、脆弱な人々がさらなる貧困に陥っている大変な状況です。日本ほどあらゆる面でのチャンスには恵まれていないかもしれませんが、暮らしをよくしたいと思い立ち上がった有志の住民とそれを支えてきた専門家をぜひ応援してください!必ず、今より持続的で良い暮らしを広めることができます。
▼「マナトゥディ基金」とは?
私たち「マナトゥディ基金」は、マダガスカルをはじめとするアフリカ諸国での草の根活動やSDGsに関する活動を続けていくことをお手伝いする任意団体です。「マナトゥディ(Manatody)」とは、マダガスカル語で「卵を産む」という意味です。「なんとかしたい!」という気持ちを、具体的な形にしてこの世に産みだすお手伝いをしたいとの思いから、名付けられました。
メンバーは、マダガスカルの青年海外協力隊OVと途上国での国際協力事業を第一線で担う専門家経験者の有志で、ほぼ全員がマダガスカルに長期で滞在した経験があります。メンバーそれぞれの豊富な経験と国内外のネットワークを活かして、これまでに自身が関わった事業のフォローアップや、途上国支援のためにアクションを起こしたい人を後押しする「中間支援」を担っていくことを目指して集まりました。
きっかけとなった活動は、2020年5月に開始した「マダガスカルへのコロナウイルス対策緊急支援クラウドファンディング」でした。各人のネットワークを活かしたり、NPO法人エコロジーオンラインの協力を得たりして約110万円の支援金を集め、マダガスカル各地の合計23箇所の学校や地区の保健センターなどへマスク・手洗い用水タンク・石鹸を配布しました。
代表白石よりメッセージ:
私は、国際開発コンサルタントとして、世界各国の途上国や新興国で仕事をさせてもらっています。その中でも、マダガスカルには2013年以降、JICAや他NGOの活動で特に長い期間にわたって関わってきました。家族でマダガスカルに住んだこともあり、現地には家族ぐるみの友人も多いです。
マダガスカルをはじめ、色々と問題があることはわかった。でも、「コクサイキョウリョク」という言葉で表すと、何となく堅苦しくて、自分事とは思えず、敬遠してしまう。そんな経験はありませんか?いわゆる”業界”の人でなければ、皆さん同じ感覚を持つと思います。私の家族もそうです。
マナトゥディ基金の重要な役割は、「ヒト・モノ・カネ・情報を繋ぐ」ことです。現地の状況を嚙み砕いて身近な「情報」として皆さんに伝え、日本とマダガスカルの「ヒト」を繋ぎ、応援してくれる方々からのお「カネ」を集めて、「モノ(やコト)」を現地に届けます。
今回のプロジェクトを一言でいえば、「地域