京都・橋本の築120年の遊郭建築を保存・活用したい【妓楼を茶楼に!プロジェクト】

京都・橋本の築120年の遊郭建築を保存・活用したい【妓楼を茶楼に!プロジェクト】
旧第二友栄楼は、橋本地区で現存する最古の妓楼建築です。同地区で妓楼を改修した旅館を営む本プロジェクト代表の政倉莉佳は、この建物を取り壊されたくない一心で購入し茶楼への改修を進めています。改修費が足りず今春にご支援を募りましたが資金が足りておりません。再度のお願いとなりますがご協力をお願いいたします。

した。

右:床は新しく張り替え、天井は雨漏りを補修した上で、新しい板を張りました。

[ 古いものはできるだけ残して活用しながら改修を進めています ]

1階の玄関周りでは、色とりどりのモザイクタイル、松葉があしらわれたマジョリカタイル、ざらざらした質感の布目タイルなど、贅を凝らしたタイル使いをご覧いただけます。 

凝った細工が施された欄間や、貴重な型板ガラス・結霜ガラスも残したまま改修します。

橋本地区にある古いお宅から譲っていただいた組子障子と、アールデコ風デザインのガラスが入った戸も、活かして使います。
【未来:中国茶を愉しめる美香茶楼に】 

ここからは、改修後は「こんな場にしたい!」というイメージをお伝えします。

[ 1階:お客様をお出迎えすると共に、貴重な資料を展示する場に ]  

香り高い中国茶を各種取り揃え、お客様のご希望や身体の状態をお聞きした上で、相応しいお茶をご提案します。

また、旧第二友栄楼の室内から発見された遊郭関係の貴重な資料や、当時の暮らしを物語る生活用品の一部を展示する予定です。

※展示物は、資料保存の観点から、期間を限定して公開したり、現物の展示が難しい場合は写真での公開となる予定です。また、プライバシーに関わる資料は公開できません。全ての資料を常時見られるわけではないことをご承知おきください。

玄関を入って左側の神棚と、室内から発見された招き猫

旧第二友栄楼の1階の押し入れから見つかった「銭函」  

[ 2階:中国茶を飲みながらくつろぐ場に。中国風、和風の部屋をご用意 ] 

2階には、廊下を挟んで複数の部屋がございます。

中国風もしくは和風のお部屋で、リラックスしながら中国茶とお菓子をお愉しみいただけます。

写真のような中国茶特有の「工夫茶器」を使い、中国茶の香り・色・味わいをお愉しみいただけます。

美香茶楼でお出しするお茶は、中国・青島の自然豊かな崂山(ろうざん)で栽培された中国茶で、オーナーの政倉も長らく愛飲しています。

茶楼をオープンするにあたり、現地から数多くの茶葉を取り寄せて試飲を重ねました。

その中から、初めて中国茶を飲まれる方にも馴染みやすい3種類をセレクトしています。

また、茶楼でお出しするオリジナルのお菓子も開発中です。

美味しく、見た目も美しいお菓子を試作しております
【資金の使い道】

前回のクラウドファンディング後、大工工事の多くを家族とスタッフによるDIYで行ったことで改修費をかなり圧縮することができました。しかし、DIYでは対応できない専門的な工事や設備の購入費などの資金が足りておりません。

目標金額300万円のうち、手数料や経費を引いた約250万円を下記の用途に使わせていただきます。

◉エアコンや電気関係などのインフラ工事:約150万円

◉カウンター、棚、キッチン、テーブルや椅子などの設備:約100万円 
【妓楼を茶楼に!プロジェクト メンバーのご紹介】

[政倉莉佳]旧第二友栄楼オーナー 

1988年:中国から来日し日本国籍を取得。以後、中華レストラン勤務のあとマッサージ業をスタート

2017年:中国にて「高級中医康復理療師」の資格を取得

2018年:大阪府枚方市にて漢方エステと民泊を運営

2019年:京都・橋本にある1935年築の旧三桝楼を購入 

2020年:旧三桝楼を改修し、「漢方エステ天寿」「旅館 橋本の香」を開業 

2020年:同じ通りにある旧第二友栄楼を購入 

2021年4月:旧第二友栄楼の改修費を募るためクラウ