英語は、英語学習者の英語能力の数値化が可能である客観テストです。そこで、和英双方向文構造関係性森本フレームワークに基づく和英双方向直接言語変換方法論を英語学習へと具体的に応用してその英語学習効果面に於ける有効性を検証する為に、この方法論に依る大学入試センター試験(現大学入学共通テスト)英語受験対策プログラムを2003年に独自に開発してこのプログラム受講生の成績の追跡調査を現在まで続けて来ました。
大学入試センター試験(現大学入学共通テスト)英語受験対策プログラム用にこの試験の過去問題を和英双方向文構造関係性森本フレームワークに基づく和英双方向直接言語変換方法論に依る言語変換演習と客観的な根拠に基づく合理的な解答演習を学習者自身が完全自立的に行える様に独自に学習教材化しました。受講生は、各自で必要に応じて指導者に個別に質問をしながらも基本的には受講生自身のペースで完全自立的に言語変換演習と解答演習をこの独自に教材化された過去問題を使用して行います。
個人経営の学習塾で僕が担当する授業や家庭教師での授業に於いてこのプログラムを実施しながらカリキュラムの改善やその学習効果の検証を続けて来ました。
4 和英双方向文構造関係性森本フレームワークに基づく和英双方向直接言語変換方法論の英語学習面に於けるその有効性
2003年の和英双方向文構造関係性森本フレームワークに基づく直接変換方法論依る大学入試センター試験(現大学入学共通テスト)英語受験対策プログラム開講以来、この受験対策プログラム受講生に依る独自開発教材の演習量とこのテストの得点の伸長率に関して追跡調査を行って来ました。
200点満点で本試験の平均点が120点前後の大学入試センター試験英語に於いては、本試験の約1年前に受験生が受験する模擬試験の結果を基準とすると、受験生は、約1年間の準備期間の間に全国平均で凡そ20点台の得点の伸びを示します。これは、大学入学共通テストに於いても基本的に同じです。
これに対して、当プログラムの受講生は、その演習量に応じてセンター試験英語過去問題の得点が当プログラム受講開始時点で70点台〜120点台の得点であった受講生がセンター試験英語筆記過去問題や本番の試験で140点台〜190点台の得点を達成している事を確認しております。
中には、当プログラム受講開始時点でセンター試験英語筆記試験過去問題の得点が20点台であった受講生が本番の筆記試験で140点台の得点を達成するという事例も、存在しています。
これは特殊な例ではなくて、当プログラム受講開始時の受講生の英語力に関わりなくその演習量に応じて得点の伸びを示す典型例の一つである事を、これまでに蓄積したデータが、示しています。
令和3年度の大学入学共通テスト英語に於いては、センター試験英語筆記試験の過去問題の得点が当講座受講開始時点でその平均点を大きく下回っていた当プログラム受講生が、本番の共通テストのリーディングテストとリスニングテストの各テストに於いてその演習量に応じた形で80点台〜90点台の得点を達成しております。
この様に、大学入試センター試験英語と同様の結果が、大学入学共通テスト英語に於いても確認されております。
当プログラム受講生の成績の追跡調査のこの様な結果は、和英双方向文構造関係性森本フレームワークに基づく直接変換方法論が従来の英語学習法論を大きく上回る学習効果を持つ事を示していると考えられます。
更に、和英双方向文構造関係性森本フレームワークに基づく直接変換方法論の英語学習面に於けるその有効