神戸三田発 子どもたちのキャンプの新しいカタチをつくる!みんなでソロテント計画

神戸三田発 子どもたちのキャンプの新しいカタチをつくる!みんなでソロテント計画
三密を避ける…それはキャンプ場も例外ではありません。キャンセル客の増加、団体利用客の激減…そして減少する子どもたちの体験活動の場。しかし、いつまでも下を向いているわけにはいきません!「ピンチをチャンス」に変える!!「子どもたちのキャンプの新しいカタチをつくる!」チャレンジを応援してください!

【みなさん、こんにちは!】

数あるプロジェクトの中から、このプロジェクトに興味を持っていただき、ありがとうございます。

兵庫県三田市にある神戸三田アウトドアビレッジTEMIL

私たちは、今回のチャレンジの舞台である「神戸三田アウトドアビレッジ(TEMIL)」を運営しています。TEMILは、かつて公設の野外活動センターでした。
施設の老朽化、維持・管理の費用負担増と利用者減少で、年間約6千万円の赤字が続いていたこの施設を、一般社団法人プラスネイチャーが譲り受けました。(SHOSAPOは、このプラスネイチャーの構成団体です)

新たなファミリー向けテントサイトのオープンに向けて、昨年実施したクラウドファンディングでは、多大なるご支援をいただきありがとうございました。

みなさんのおかげで、コロナ禍の中、新しくファミリー向けの広々としたフリーテントサイトをオープンすることができました!

普段、外で思いっきり走る回る機会が減ってしまった子どもたちも、柔らかな芝生の上をのびのびと駆け回り、それぞれが家族での時間をゆったりと大切に過ごすことができています。

スタッフよる整備作業

NEWオープン♪ガーデンテントサイト
【子どもたち専用のキャンプ場にする覚悟】

私たちは、このTEMILの運営の他、これまで無人島一週間自給自足生活や兵庫県徒歩縦断170kmプログラムなど、子どもたちのチャレンジを後押しするプログラムや親子を対象とした自然体験ワークショップ、発達障がいのある子どもたちを対象とした宿泊キャンプなど、様々な対象に体験活動プログラムを提供し、共感と、体験の過程を大切にする時間と空間をプロデュースしてきました。

2020年、緊急事態宣言が発令され、全国公立小中高校の一斉休校となりました。
TEMILはもちろんのこと、子どもたちに関する事業のほとんどが中止に追い込まれました。
その間、私たちスタッフは自分たちにできることは何か…考えることと、動くことを止めず、自分たちにできることとして、TEMILでは「子どもたちのためのキャンプ場宣言」をしました。

利用客を子どもを含むファミリーや子どもたちがメインのグループのみに絞りました。
また、医療従事者家族など向けの長期宿泊型の学童保育の実施やひとり親世帯への大幅割引価格での提供を感染対策を十分に行いながら運営を行ってきました。

STAY WITH FAMILY…現在もファミリーと子どもたちのための施設として運営を行っています

しかし、自粛の波は、キャンプ場(体験活動施設)も例外ではありませんでした。

緊急事態宣言下では、利用を自粛する人も多く、昨年度4月〜7月までの売り上げは前年度の半分まで落ち込みました。さまざまな感染対策の工夫をした、ファミリー向けのプランを打ち出し、回復を見込みましたが、11月以降は週末に数件予約が入るのみで、それまで頻繁に利用のあった団体やグループの利用は、ほぼゼロ。3月までの売り上げは、前年度の20%程度でした。

予約がない状態の中、わずかの補助金を使いながら、なんとか「春」が来るのを待っていました。
その間、キャンプ場の草刈りや畑の整備は少ない人員では間に合わず、これから先、どうなっていくんだろうと不安が募るばかりでした。

しかし、同時に年々減少する子どもたちの体験活動の場をなんとか守りたい。そんな気持ちが、ふつふつと湧いてくるのを感じました。
【子どもたちが安心してキャンプできる場、体験活動の場をつくりたい】

まだまだコロナ禍は続いています。
スポーツ合