若い美容師たちの夢と可能性を切り開くために独自の美容コンテストを開催したい!

若い美容師たちの夢と可能性を切り開くために独自の美容コンテストを開催したい!
コロナをきっかけになくなってしまった美容コンテスト。いつになるか分からない開催される日を待っていられない!自分たちでできる限りのアイデアを出し合って開催したい。熊本の若い世代の美容師たちに、経験と育成の機会を作りたい。KUMAMOTOCAMPANELLAという組織を作りイベントを自主開催します。

AIN / ヒロノタクヤ / JAMMIN / ANDRE / AXIS / LOTTI.NONET / BEHIND THE CURTAIN / SASE / CHOU CHOU / PRIMp

―美容メーカー様
ミルボン / アリミノ / シュワルツコフ

―美容ディーラー様
株式会社ダリア
■イベント開催にこだわる理由

なんでそんなにイベントをしたいのか。そんなに目立ちたいのか、と思われそうですが、全然違います。

―若い頃に狭くなりがちな視界を広げてくれたのがコンテストだった

少しだけ私の昔話になるのですが、
お店をオープンさせて少し軌道に乗り始めた頃、自分の技術が全国的に見てどれくらいなんだろう、と言う軽い動機でコンテストに参加。正直もしかしたら、、などと淡い期待も抱いて参加したのですが、結果は見事惨敗。笑
参加していた美容学生にも歯が立たず、全国のハイレベルさを痛感する結果に。

「今まで少し思い上がっていたのかもしれない。」

特別センスが良いわけでもなく、努力で何とかしのいできた普通の美容師だったんだなと思いました。

―コンテスト入賞という明確な目標ができた

このまま狭い世界でちやほやされるくらいの美容師で終わっていいのか。日本中にはもっとすごい人がいるのに。
私は、私が上手だと信じてきてくださっているお客様に、心から誇れるような美容師になりたい。と思いました。

インターネットで世界中とつながれる時代です。やり方ひとつで、地方でも日本で1番髪がきれいでオシャレな人が多いと思われる街にできるはずだ、熊本をそういう街にしたい!と強く思いました。

“そのためにコンテストで入賞して日本中の誰にも負けていないという自信をつけたい”

井の中の蛙だった私の目標が明確に全国へと変わりました。

技術も知識もセンスももっともっと上を目指さないといけない。目標が全国になったら一気に視野が広がり、東京や大阪の有名な美容師さんの所に髪を切りに行っては熊本までカットを教えにきてください!とお願いしに回るようになりました。

その行動が正解かどうかは当時わかりませんでしたが、とにかくプライドなんて二の次でやれることは必死でやってみました。

―少しづつ結果が伴い始めてきた

そうやって少しずつではありますが、知識と技術が身に付いていきコンテストにおいても受賞するようになりました。

コンテストは個人では西日本最大級のコンテストにおいて8回受賞することができ、また美容学校で特別講師、美容メーカー様やディーラー様からも毎年たくさんのセミナー依頼を頂けるまでになりました。本当にありがたい事です。

私はコンテストに育てられ、コンテストで成長することが出来ました。

コンテストは私の狭い視界を広げ、美容師としての可能性を大きく広げてくれました。

―そんな思いとは裏腹に減ってくコンテスト参加者

私に大きな影響を与えてくれたコンテストでしたが、美容業界でコンテストに参加する人数は少しずつ減っていきました。

・コンテストにでて何の意味あるのか?
・賞を取ったからと言ってお客様は増えるのか?
・参加はしたいが、費用的負担が大きい。

など、さまざまな意見があって縮小されているのが現状です。

語弊を恐れずに言うと、コンテストって参加し続けないと価値がわからないです。
私も初参加の1回目に思ってもない結果になり、もう来年は出るのやめようかなとも思いました。しかし何度か参加していく過程で、

・自己満足ではない、他己評価される厳しい世界に身を置くこと