につらかったのは、ダンサーとして生計を立てていた息子が、出演の決まっていた舞台が次々なくなっていき、その度に落ち込み苦しんでいる姿を見ることでした。
しかも公演の中止だけでなく、練習の場として借りていた施設も、感染対策を理由にすべて使えなくなってしまいました。
近所の馴染みのお店や通っていたお店で、閉店に追い込まれたところも1軒2軒ではありません。
かろうじてお店を続けているところも、行ってあげたい気持ちはあっても……。
人だけでなく蒲田の街までも元気がなくなっていくのも、つらいことでした。
みんなが苦しんでいる……
街も苦しんでいる……
だからこそ、心の癒しが必要なんじゃないか?
でもいままで計画していたリラクゼーションサロンは、心より身体の癒しが中心のメニューで、しかもお客様の身体に直接触れるため、コロナ禍ではサービスの提供もままなりません。
考え抜いた結果行き着いたのは、荻野が以前から事あるごとに言っていた、「お化け屋敷に行くと心が癒される」という言葉でした。
恐怖を味わった後に心が落ち着き癒されることを、荻野は以前から体験的に得ていました。
子どもの頃は怖い夢を見たりホラー漫画を読んだ後に心が落ち着いたり、大人になってからはホラー映画を鑑賞すると癒されたり。お化け屋敷でも安らぎを得られることを知ったのは、5~6年前だそうです。
しかも「ホッとした」後にストレスが解消され、恐怖から解放された安心感以上に深い「癒し」を得ていたというのです。
でもそれは彼女だけが感じているもので、特殊なことではないのか?
そもそも、お化け屋敷で癒される、という理屈をどう説明すればお客様に理解してもらえるのか?
どう考えてもつじつまが合わない、「お化け屋敷で癒される」理屈に頭を抱えていた時に巡り合ったのが、「自発的ネガティブ体験」という言葉です。
その記事に書かれていたことは、荻野が言っていることそのものでした。
これなら従業員がお客様に触れることなく癒すことができ、お客様も従業員もコロナ感染リスクを低減できる!
こうしてサロンを開業する決意は固まりました。
皆さまからご支援いただいたお金は、新型コロナウィルス感染対策費用や内装設備の不足分、宣伝広告費などに当てさせていただきます。
新型コロナウィルス感染対策費用:200000円
仕様変更による設備費用不足分:100000円
備品購入費用不足分:40000円
宣伝広告費:50000円
お礼制作費:30000円
クラウドファンディング手数料(17%):85000円
合計:505000円
1000円「お礼メール+ホームページに小さいサイズでお名前掲載」
2000円「お礼メール+ホームページに中くらいのサイズでお名前掲載」
3000円「お礼メール+ホームページに大きいサイズでお名前掲載」
5000円「1回サービス券+店舗内の壁新聞に小さいサイズでお名前掲載」
6000円「1回サービス 券+店舗内の壁新聞に中くらいのサイズでお名前掲載」(限定40枠)
7000円「1回サービス 券+店舗内の壁新聞に大きいサイズでお名前掲載」(限定25枠)
10000円「1回サービス 券+店舗内の壁新聞に特大サイズでお名前掲載」(限定10枠)
30000円「ストーリー登場権」(限定3枠)
7000円「クラウドファンディング限定!ホットストーン体験付き1回サービス 券」(限定5枠)
※施術者が新型コロナウィルスワクチンを2回接種した後の実施となります。ワクチン接種が完了しま