はじめに・ご挨拶
私は山内 健太(33)と申します!妻と娘2人の4人家族です!
大学を卒業して、23歳の時に料理の世界に入りました!!
大阪・北新地のお店では素晴らしい師匠と出会い、
酒とみりんの使い方も分からない全くの素人の僕に、一から料理を教えてくださいました!
そして、料理の楽しさ、難しさ、やりがいをたくさん学びました!
そこからいろいろと経験し、師匠が店を抜けることになった27歳の時、
店の料理を任せていただきました!
わからないことだらけでしたが、
勉強したりお客様にたくさんご指導いただいたりして
4年間、料理長を務めることができました!!
2019年2月、大阪府高槻市に練り天とおでんのお店【山城】をオープンし、
たくさんのお客様に恵まれ、なんとか2周年を迎えることができました!!
商品・お店が作られた背景
飲食業を始めるにあたって、やはり自分のお店を持つことは夢でした!!
北新地のお店に勤めている時に、食についてたくさんの勉強をさせていただきました!!
そして、お店を始めるなら
「誰かのためになるようなお店を作りたい」
と思い始めました!
あるとき、家庭で魚を食べる機会が減ってきている、
お肉ブームが加速して外食でも魚を食べなくなっている、
そんな流れにふと違和感を感じ、
「もっとバランスよく栄養を摂ることができないか?」
と考えました!!
一番ネックになっているのが魚の下処理、生ゴミの問題だとわかり、
もっと気軽に魚を取る方法はないかと考えました!
その結果、魚の練り製品にたどり着きました!!
しかし昨今の練り製品を調べると、なんと!添加物の表記が山盛り!!
「なんでだ?」
と調べてみると・・・
単価を抑えるため、柔らかくするため、長期間保存するためなどの理由で、
添加物を加えたり小麦粉で増量したりしていることがわかりました!
小麦粉には味がないので、化学調味料で味を添加している商品があふれていることがわかりました!!
そんなことでは、
「練り製品で気軽に魚を!」
など言えたもんじゃないなと感じました!!
「それなら自分で作ろう!」
これが僕の出発点です!
ところが、作り方を調べて実践しましたが、食べられはするもののモサモサ、ゴワゴワで
とてもお客様に提供できるようなものはできませんでした。
さらに調べてみると、すり身を作るということはかなりの職人仕事だということがわかりました!
切り替えて、すり身は仕入れる事にしたのですが、そこでまた問題が・・・!
一般的に売られている冷凍すり身にはリン酸塩という添加物が入っていることがわかりました。
リン酸塩は、すり身の長期保存、変色・酸化防止、結着性・保水性向上を目的に、
ほとんどのすり身に入っています。
リン酸塩は様々な食品に含まれているため、日常的に摂取している可能性があり、
過剰摂取により骨密度の低下、腎臓疾患、治癒力・免疫力の低下、精神異常などの健康への
影響も懸念されています。
そこで、たくさんの練り製品製造会社に連絡を取り、私のやりたいことを聞いてもらいました。
すると、ある会社の社長さんが親身になって話を聞いてくださったのです。
こちらの会社のすり身は特別な製法を用いています。
通常のすり身よりも旨味と栄養価の高いすり身を製造されており、
食べてみるとしっかり魚の旨味を感じます。
初めてこちらの会社のすり身をいただいた時、
「ちゃんと作られた練り物はこんなに美味しいんだ!」
と衝撃を受けたのを覚えています。
「これをもっとたくさんの人に