都会の子どもたちへ「楽しく」「気軽に」野球ができる環境を提供したい

都会の子どもたちへ「楽しく」「気軽に」野球ができる環境を提供したい

物は各自で持参すれば良いですし、指導者はボランティアではなく謝礼を支払うため、無駄な気遣いやご機嫌取りも不要です。必要なスタッフはチーム側で必要なに人数を用意します。

6.勝利至上主義の否定
野球の進路利用により、大会で好成績を残すことだけを目指す。「チームの評価=大会の成績=指導者の評価」となっている現状があります。
当クラブは勝利至上主義を否定し、チーム組織としていかに戦略的に戦い、試合で結果を出していくかを考えます。子どもたちが楽しくやっていく中で、選手個々の将来を見据えた成長と目の前の試合での勝利、いずれも追い求めていきます。

7.肩、肘のスポーツ障害防止
肩、肘のスポーツ障害防止のため、学年ごとに厳格に投球数を管理し、絶対に一定数以上は投げさせず、肘肩の故障を防止することで長く野球を楽しめるようにします。仮に、トーナメント戦で勝ち進んだとしても、徹底した投球制限により、同じ投手に投げさせ続けることしません。「エースは痛くても我慢して投げるんだ。弱音を吐くな。」なんてことは当クラブにはありません。大人のご都合主義ではなく、長期的な視点で、何が子どもたちにとって幸せなのかを考えます。また、医師等の専門家による肘肩の定期検査を実施する予定です。

8.ロジカルではない声出しは行わない
何故か野球の世界だけに残っている謎の声出し文化があります。例えば、試合中にベンチから聞こえてくる応援歌や、「あっしたー」(ありがとうございました)「しゃーっす」(お願いします)「オウェーイ」(はい?)等、野球特有の謎めいた挨拶や発声です。
当クラブでは、ロジカルではない(プレー上必要ではない、無駄な)声出しは行いません。また、対戦相手を萎縮させるような声も禁止します。社会では通用しない野球の世界でしか使わないドメスティックな挨拶や儀礼は汎用性がないため教えません。(礼儀を教えないというわけではありません。野球は礼に始まり礼に終わるスポーツです。社会で必要な礼儀についてはしっかり対応する予定です。)

9.活動は休んでも構わない
家族旅行、家族のイベントごとなどの際は、気にせずそちらを優先していただきたいと考えています。野球より大切なこともたくさんあります。また、途中で、他の適正に気づいたら、他の道へ進めてあげることも一考です。子どもにはあらゆる可能性があります。他に興味があることができれば、途中で野球を辞めても全く問題ないですし、自然な判断だと思います。野球の動きが、他のスポーツで役立つことだってあるかもしれません。

一般的なチームでは、昔からの「根性論」的な視点が根強く、練習、試合は休みづらい雰囲気や、休むという行為自体が暗黙の禁止事項になっていることがあります。また、チームを途中で辞めることを是としない雰囲気があります。嫌になってしまっても、他のことに興味が出ても、「一度やるときめた野球は最後まで歯を食いしばってやりぬく」ことを美徳として、子どもに指導する風潮がありますが、当クラブではこのようなことはありません。
これまでの歩み・軌跡

コロナ禍ではありますが、感染防止対策を講じたうえで、2021年3月よりプレの活動を開始し
4月から正式な活動を始めました。
近隣への新聞折り込みチラシやネットでの情宣活動が奏功し、体験会を通じて、既に13名の小学生が正式入会してくれました。(2021年5月19日現在)
また、足許でも新規の問い合わせを定期的にいただいており、
『我々の新しい取り組みが社会から一定の評価を得ることができている』
と確信しています。

資金