れる機会を奪ってしまいかねないと思っています。
2.罵声や高圧的な指導を完全禁止
子どもたちに対して恫喝するような指導が未だに根強く残っています。罵声からは何も生まれません。ただの言葉の暴力です。子どもは萎縮するだけで、その場の状況や、その子どもの行動が好転することはありません。また、野球では「ミスをすると罰を与える」指導方法が過去から現存しており、日本ではプロの世界でさえ罰走等の文化が残っています。
当クラブでは、罵声や上から目線の高圧的な指導を完全禁止とします。また、ミスに対して何か罰を与えることもしません。指導者は、ティーチングではなく、コーチングを実践できる人材を揃え、子どもが自ら考え実行できるよう促す指導を実践します。
そもそも、野球は基本的にミスのスポーツです。ましてや、小学生の野球ではエラーが頻発するのは当たり前です。小学生のうちは、ミスからどんどん学んでいければ良いと考えています。ミスを指摘するのではなく、良いところを褒める、ミスが発生した場合は、なぜそうなったのか、選手と指導者が一緒に考えます。
野球を通じて、組織の中でいかに自分の役割を見つけ、自らの意思で、自らが考え、自ら行動できる人間を育成することを目指し、指導にあたります。
3.野球を「楽しむ」
近年、都市部においては、野球禁止の公園が多く、気軽に野球やキャッチボールがができる環境がなくなっています。気軽に野球をやる環境がなく、一方で、ひとたびチームに入ってしまうと勝利至上主義で過度な練習があるため、ハードルの低い遊びの延長線にある野球をやる場所や機会はなかなかありません。
当クラブでは、野球に興味のある子に対して、野球の入口のハードルを下げ、「野球好き」にして、小学生のうちにしっかり野球の基本を身につけてもらう。故障させずに、中学野球への橋渡しをする。また、大人になっても野球を楽しんでもらえるよう、「やらされている野球」ではなく、「好きだからやる野球」。選手も保護者も野球を楽しめることが最重要だと考えています。小学生のうちは、野球というスポーツを「楽しく」やってくれれば、それで良いと考えています。ドラえもんの、のび太くんたちがやっているような、空き地でみんなでたのしくやる野球の受け皿となります。
4.科学的理論に基づいた指導
子どもの野球指導者のライセンスが体系化されていないため、「自称監督」「自称コーチ」が多いのが現状です。そのような状況では、理論ではなく、どうしても指導者自身の過去の経験や勘による、根拠に乏しい指導となってしまいがちです。また、最新の指導方法等のアップデートもされず、時代遅れの古式指導法(主に精神論)が永続してしまう要因となっています。
当クラブでは、大東文化大学スポーツ・健康科学部の高橋先生と連携し、専門家の最新の知見を採り入れることで、小学生の心身の発達状況を考慮した、成長過程に寄り添ったトレーニングを実践します。短い練習時間の中で、いかに効率的に、集中して上達できるか、子どもたちと一緒に指導者も勉強し挑戦します。
5.父母会なし(設立不可)保護者の時間的な負担一切なし
一般的な少年野球チームでは、お茶当番、試合時の送迎配車分担、試合の審判等、保護者の出番が多く、負担が重すぎると感じています。特に夫婦共働きの場合、いくら子どもが「野球をやりたい」と言っても、「貴重な休日を全て子どもの野球のために捧げるわけにはいかない」というのが本音の保護者の方も多いと考えています。
当クラブでは、父母会なし(設立不可)。保護者の時間的な負担一切なし。飲み