限定2口!【ヒラクさんの北陸発酵調査同行プラン】
なななんと!小倉ヒラクさんの”北陸版”発酵調査に同行できるコースを設けました。ヒラクさんに会えるチャンス。独特な視点で物事をみるヒラクさんの頭の中を垣間見ることができるかもしれません!?同行した調査がどのような展示になるのか!そんな楽しみも発酵してみませんか。
限定5口!【黒江美穂のながく愛されるお店づくり相談プラン】
発酵デパートメント・COOの黒江さんによるお店づくり相談会を開催します。D&DEPARTMENTの店舗経営、d47 MUSEUMの館長も務めてきた黒江さんに、スタッフ育成のポイントやながく愛される売り場づくりについて相談できます。
黒江美穂/桑沢デザイン研究所総合デザイン科を卒業後、2012年D&DEPARTMENT PROJECTに参加。同年より渋谷ヒカリエ8/の、47都道府県の「らしさ」を再発見する日本初の地域デザインミュージアム「d47 MUSEUM」の企画、編集、運営を担当。ディアンドデパートメント株式会社 執行役員。
限定5口!【小野裕之の事業開発相談プラン】
こちらは、発酵デパートメント・CFOの小野さんによる事業開発相談会を開催!数々の事業プロデューサーを担ってきた小野さんに、時代に合わせたビジネスモデルや実現方法、運営体制まで、時間の限り相談をお受けします。
小野裕之/中央大学総合政策学部卒。ソーシャルデザインをテーマにしたウェブマガジン「greenz.jp」を運営するNPO法人グリーンズの経営を6年務めた後、同法人のソーシャルデザインやまちづくりに関わる事業開発・再生のプロデュース機能をO&G合同会社として分社化、代表に就任。ジュエリーブランドSIRI SIRI共同代表。おむすびスタンド ANDON共同オーナー。下北沢のまちづくり会社 散歩社 代表取締役。西粟倉のベンチャーsonraku社外取締役。
多彩なリターンを設けておりますので、各詳細を是非ご覧ください。
今回は企業向けの内容となっておりますが、もちろん、個人の方からのご支援もありがたく承ります!
※本協賛に際し、直接お話する機会も設けさせていただきますので、ご要望ございましたら、こちら h3hakko@gmail.com(金津創作の森美術館・発酵展担当)までご連絡ください。
新幹線や高速道路が発達した現代では「道」といえば陸のこと。しかし、モーターもコンクリートもない150年ほど前の日本では「道」の主役は海でした。そして北陸は当時最もダイナミックな海の道の主役だったのです。
波が荒く遠距離航海が難しかった太平洋側と比べ、比較的潮目が読みやすい日本海側は海上輸送がはやくから発達していきました。大阪の堺港から瀬戸内を通って山陰をターンし、遠く北海道利尻やカラフトまでをつなぐ長大な海の道。ここを「北前船」と呼ばれる帆船団が様々な物品をやりとりし、文化と経済を発展させていきました。
このルートのなかで、西日本と北日本のハブになる存在が北陸の有力な港だったのです。入り江に恵まれた福井の小浜や敦賀、貿易の拠点となった能登、海産物の宝庫である富山湾。米主体で成り立っている内陸の経済とは違う、海の経済が根付いた北陸では寿司やへしこ、いしる(魚醤)などの「海の食文化」が発達し、同時に付加価値の高い酒や酢、出汁などが売買される貿易都市としての側面も持っています。そしてその独自の食文化を彩る器の文化からは、原料の木地を通しての内陸地とつながる「山の道」も見えてきます。
そう。北陸には稲作と定住文