に引っ掛かり、危険でもありました。
<そびえ立つ 立派なコブシの木>
ひとまず、敷地内を整備してみることに。草刈り機で山ほどの笹を刈り、枯れ落ちた枝や葉っぱ、ゴミを拾って、木を剪定しました。
里のengawaのシェアオフィスを利用している人たちも仕事の合間に手を貸してくれました。
気付かずに、漆の木も剪定。。手から始まり、腕、顔、体全身、1ヶ月間かゆくてかゆくて苦しい時期もありました。
20回も、切った枝や笹を山田の軽トラに載せ、里のengawaの畑まで運んで、少しずつ燃やしました。
こうして少しずつ作業し、2か月後にはだいぶすっきりしました。
そんな中で、私たちの目をとらえたものが1つありました。敷地のちょうど真ん中にそびえ立つ、立派なコブシの大木です。これを見た瞬間、頭に浮かんだのは「ツリーハウス!」。
子どもの頃に夢見たツリーハウスが、大きく太い枝々に支えられてそこにある光景がイメージできました。ツリーハウスの構想を周囲に話してみると、「いいね!」「作って作って!」と、大人たちが皆一様に大喜び。ツリーハウスは子どもだけでなく、大人たちにとっても夢なのだ、と確信しました。
アレックスが最初に描いたラフスケッチ
それから、地元の人や里のengawaでつながりができた人、たくさんの人たちに構想を話しました。多くの意見ももらい、建築士の仲間には専門的なアドバイスを受けました。行政にも足を運び、相談しました。
3か月ほど前に、ツリーハウスのイラストを描いてくれる方をSNSで募集。手を挙げてくれた方々にイラスト画を起こしてもらいました。
たくさんの声が寄せられ、一つ一つを大切にして、だんだんイメージが固まっていきました。
建築士の永田さんの協力をいただいて形にしました
山田さんが描いたデザイン
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こうして、誰もが気軽に立ち寄れるくつろぐ場というコンセプトが生まれました。
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<誰でも自由に、お金の負担なく親しめる場に>
本プロジェクトに必要な費用の捻出方法や運営形態については、何通りか考えました。
当初、工事費は自分たちの資金で賄うことも検討しました。貸し切りやイベント開催を可能とする形で利用料を設定し、それによって資金を回収する、という方法です。
しかし手持ちの資金では、十分な設備を整えることはできません。
また、その利用方式だと「昨日は入れたのに、(貸し切りで)今日は立ち入れない」といったケースが生まれてしまい、みんなが気持ちよく利用ができないと心苦しく感じました。
何より「地域の人たち皆が楽しめて、安らげる場をつくりたい」という思いが原点なので、利用に何らかの制限を設けるのは気が進みません。
そこで、このプロジェクトを応援してくれる皆さんから資金を募り、完成後は誰でも自由に、お金の負担なく親しめる場として開放しようと思い、今回のキャンペーンを実施する事にしました。
オープン後は里のengawa、KII Plants Designを中心に地主さんや地域の人たちの力も借りて、楽しく、継続的に維持管理をしていけたらと思っています。
<リターン>
この場所のネーミングを募集しています。いただいた提案を20案に絞り、支援者の皆さんに投票してもらいます。「備考欄」のところにぜひ提案をご記入ください。
また、全ての支援者が一律で支援をしていただけたらと思っています。