私達、若手料理人はお客様にお料理を振る舞うことが使命であり生き甲斐なんです。
包丁を握り食材と向き合い、自己研鑽をしながら同期の料理人と切磋琢磨してく。
そしてその磨かれた技術や想いで多くの人々を喜ばせるんだ。
そんな思いを胸中に抱えながら業界に飛び込んだのも束の間。
誰がこんな未来を予想したでしょうか?
今、世界中を脅かしているコロナウイルス。
日本でもその猛威は止まることなく、従来の生活と切り離されてしまいました。
我々飲食従事者もその一人です。
立ち止まるほか手段がなく折れる者、いつかの復興を夢見て業界を後にする者、居ても立っても居られずガムシャラに奔走する者。
その全てが間違いなのか正しいのか、それすらも答えが見えるわけもなく、ただただ頭を抱える日々でした。
「せめてもの研鑽だけでも続けたい。
そんな場を守りたい。」
そうして立ち上がった我々若手料理人のオンラインサロン 料理人2.0
ここは学び、交流、仕事といった物をみんなで模索し今後に備えようと集まった若手の飲食従事者のサロン。
中ではオンラインを駆使してメニューの考案をしあったり、ワインの勉強をしたり、また一つの題材を小グループで勉強し合いながらプレゼンをするグループワークを行ったり。
ですがやはりキッチンに向かい食材たちと触れ合い、味わい、調理する時間は何物にも変えられません。
その場作りをどうか応援していただけませんか?
オンラインサロン料理人2.0はFacebookとLINEを活用し学び、志し、高め合う場として全国各地の料理人が集まっています。
時には生産者様の訪問をし食材にふれあい、時には料理を作り合い口々に話し合い、時にはチームを組んで仕事に取り組んだりと次世代の働き方とコロナとの向き合いを共に探しあっている環境です。
この料理人2.0がプロデュースしているビストロIGでは所属料理人によるLIVE配信をベースにしたオンライン料理教室を提供しています。
コロナで対面が難しくなったから。またおうち時間が増えたから。そうした方々のためにも料理人たちが知恵を技術を余すことなく教室内で伝授しています。
もちろん見逃し防止のためにもIGTV機能を使い投稿をし、本文にレシピをシェア。
いつでもシェフに質問を投げられるというコンテンツです。
レストランにある専門的な機材や環境。そしてそれを取り扱うに充分な経験。
レストランが従来のように開けられなくなった今、それらをどこで学べばいいのだろう。
こうした悩みや現実に少しでも抗えるように、料理人が自由に使えるキッチン環境があれば経験を補うことができるのではないだろうか?
仕事に当てていた熱量の矛先を、コロナに対する葛藤をどこに向ければいいか分からない。
我々料理人は生涯を通して料理と向き合うつもりではある。
こんな今だからこそより学び、またお客様に料理をお出しできる時に備えたい。
このコワーキングスペースはそうした料理人のある意味の「遊び場」であり自由な発想の数々をここで生み出していきたい。
そのためにも料理を自由に、より専門的にできる機材の導入や場所の確保。
オンラインサロン料理人2.0を通しそんな多くの料理人の場にしていきます。
以下オンラインサロン料理人2.0内での活動記録
✔︎サロン内で実店舗出店まで行った21歳若手料理人のお店
✔︎サロン内でチームを組み、若手料理人たちで仕事に出向いた大阪での出張料理
✔︎26歳サロン内料理人によるポップアップレストラン
✔︎サロンコン