豪雪被害を受けたりんご農家さんを助けながら、湯沢とずっと繋がる関係を築きたい!

豪雪被害を受けたりんご農家さんを助けながら、湯沢とずっと繋がる関係を築きたい!
出会いに感謝し恩返しの気持ちをカタチにしたい「ゆざわローカルアカデミー」の有志が豪雪で被害にあったりんご農家さんと共に挑戦するプロジェクト。りんごのクラフトビールを通して、新たな出会いやつながりをもたらし、笑顔あふれる未来のきっかけとなることを望んでいます。

食を通して人と人の関わりが広がれば広がるほど、
食べることがもっともっと魅力的になっていく。
誰のためでもない「自分がおいしいと想うこと」に出会えますように。』

一方で受講生の間では「ローカルな土地に恩返しをしたい」
「小さくてもいいから、地域に関わることがしたいね」という想いを持っていたメンバーも多く、
そうした想いと要素が重なり合い、私たちにできることはないだろうか。

そんな想いが大きくなり、
農家さんからりんごを買い取ってつくるクラフトビールのプロジェクトを立ち上げるに至りました。

  
りんごの木の再生

りんごみたいな優しい顔した阿部さん

ほっぺが落ちそうなりんごをアカデミーに提供してくれた“完熟ABE果実”こと
阿部謙一郎さんのりんご農園は湯沢市駒形町にあります。

2020年の豪雪により
150年以上の歴史をもつ農園ではりんごの木の7割が折れてしまいました。
りんごの再生にかかる時間は5~10年。
阿部謙一郎さんは語ります。

「自分が生きている間に、もう完全なる再生は難しいかもしれない。」

その言葉を聞いたとき、私たちの心がぐっと動かされたのでした。
りんごを機に湯沢とみんなを繋げて湯沢を盛り上げたい気持ち!

りんごを機に湯沢と全国に散らばっているアカデミーのみんなと繋がりそして広げていきたい!

今回のプロジェクトを立ち上げるに至った一番の理由は「湯沢に恩返しがしたい」という気持ち。
我々が、湯沢のりんごを使用したクラフトビールのクラウドファンディンを実施しても、
農家さんにとっては、そんなに大きなチカラにはならないかもしれない。
でも、プロジェクトを機に
「湯沢のコトを発信して、これまで湯沢と接点がなかった人に湯沢を知ってもらえたら…」
「リターンのクラフトビールをきっかけに、飲みながら湯沢や秋田のことを話題にする“交流の場”が出来たら…」

連鎖的につながりが広がっていくことで、湯沢の恩返しになるのではないだろうか…そんな想いを持っています。
各々が湯沢に対する想いをつづった文集!

湯沢の皆さんから見れば「よそ者」の私たちメンバーが、「湯沢」をテーマに想いを綴った文集をお届けします。まだ行ったことのない場所への想いや、自身がゆざわを好きになったきっかけなど、メンバー各々が湯沢に対する想いをつづります。文集をきっかけに湯沢を知りたい、行ってみたいという気持ちになってもらえると嬉しいです。
湯沢の地で皆さんと乾杯!

プロジェクトのメンバーは、ほとんどがまだ、湯沢を訪れたことがありません。
コロナの影響でなかなか移動が難しいご時世ですが、落ち着いてきたら、まずは湯沢を訪れたい。
そして、プロジェクトで作ったクラフトビールで、湯沢の地で皆さんと乾杯をしたい!
そんな想いでいます。
そこから、また繋がりが生まれて、プロジェクトの広がりがもっともっと大きなものになっていき、ながくながく続けていけたらいいなと思っております。

秋田県湯沢市ってどんな場所?

湯沢市は秋田県の南東部に位置し、宮城県、山形県の両県に接する秋田の南の玄関口。
春にはさくらんぼ、秋にはりんごがたくさん収穫される緑豊かな地域です。

かつて「東北の灘」と称されていたほど酒造りが盛んで、
現在も日本酒をはじめとした酒類を製造する蔵元が 4 社あります。
味噌・醤油醸造元もあり、漬物を漬ける家庭も多いなど、発酵文化の根付いたまちです。

日本三大うどん“稲庭うどん”の産地でもあり、
最近では、菅義偉総理大臣の出身地としても知られるようになりまし