「小さな対面コミュニケーション」から生まれるおうちで使える逸品。

「小さな対面コミュニケーション」から生まれるおうちで使える逸品。
「人とつながる」体験がオンライン上でできるようになりました。しかし顔のつながりを重視する日本式の地域コミュニティの在り方は、オンライン環境で維持することが難しく、関係づくりは簡単では無いはずです。そこで私達は商店街を通じて小さなコミュニケーションから生まれるモノ物語を逸品に企画しました。

持ちやすさで、麺類などをゆでる時も滑りにくいです。
また、木曽檜は木自体が油に強いため、天ぷら等に使用しても中まで汚れが浸透しにくくなっています。
上部の紐が長めなので、箸を開いたり閉じたりの動作もスムーズに行うことができます。

箸頭から箸先まで八角形だから、持ちやすく、つまみやすく、滑りにくいのが特徴です。

八角形の「八」は末広がりの「八」で縁起の良い数字です、また、八角形は「陰」と「陽」を合わせた形といわれ、陰陽説の「宇宙間」を意味しています。この菜箸に「江戸の打紐」をつけ、「梅の水引細工」で結んだ大変縁起の良い品物(逸品・ippin)です。水引は未開封であるという封印の意味や魔除けの意味、人と人を結び付けるという意味あいがあり、水引結びは引けば引くほど強く結ばれるものが多くあります。梅の花は、厳しい冬を乗り越え、春に先駆けて咲く花として、運命向上の意味をもちます。こんな謂れを持つ「目出度い菜箸」を使えば食卓に彩りが加わるだけではなく、運気も向上するのでは。

お祝いの贈答品に最適なだけではなく実用性にも優れています。木曽檜で作られているので軽くて油にも強く、また手に馴染みやすく扱いやすい八角形です。

水引きは、取り外してアクセサリーとしてもお使いできます。

逸品・ippinと呼ばれる理由

菜箸を作成するのは、建具職人の最高の技と呼ばれる「伝統工芸江戸組子建松」二代目田中孝弘氏。

組子とは?
平安末期に生まれた襖や障子などのいわゆる日本建築の建具。
室町時代以降、書院造りの確立とともに建具はさらに発展し、特に障子の桟に細かな細工を加えていく過程で、組子工芸は誕生し、発展していったものと考えられています。細かく削った木片を組み合わせ、様々な模様の細工ものをつくる、日本建築ならではの装飾法です。
外枠の中に、細い桟を交差させて、菱形や正六角形が連続するように組み、その隙間ひとつひとつに、小さな木の部材を手作業で組み込んで、様々な模様を組んでいく・・・くぎは、いっさい使いません。細工の技術はもとより、その製作過程は緻密さや根気を要し、木の性質なども熟知していなければならず、建具職人の最高の技と言われています。

江戸組子行灯 麻の葉行灯

材料には、日本三大銘木と言われる木曾檜、秋田杉、青森ひばを主に、屋久杉や神代杉などを用いています。そして、細かな細工には、お刺身材と言われるやわらかく良質な部分を使います。
本来、欄間や障子などの建具の装飾に使われた組子工芸ですが、近年では、伝統をより身近に感じて欲しいという気持ちから、屏風や行燈、アクセサリーなど、伝統を活かした新しい製品づくりに取り組んでいます。

建具職人の最高の技手づくりにこだわる職人の“手”から生み出される作品には、清らかな木の香りや滑らかな木肌、細かな木片による精緻な文様など、木の魅力があふれています。
組子工芸の魅力といえば、やはり細かな木片から織り成される様々な模様の美しさ。わずかな狂いも許さない精巧さは圧巻です。また、木片いわば直線を組み合わせてできるこの幾何学的な模様は、桜や桔梗、雪の結晶、七宝、亀甲など、さまざまな形や意味を表しています。模様ひとつにも、先人たちの知恵や工夫、願いがこめられています。そして、その思いは、技とともに、職人たちの手によって受け継がれてきたものなのです。

江戸組子職人・田中孝弘氏。一級建築士・江戸川区伝統工芸会会員。

「伝統工芸江戸組子建松」とコラボレーションするのは「CoCoChi」

「江戸の職人が手仕事で仕上げた八角形の木曽檜の