はじめに・ご挨拶
こんにちは。
ご覧いただき、ありがとうございます!
レーシングライダーの石塚健(いしづか たけし)と申します。
埼玉県出身の25歳。レース歴は約20年になります。
子どもの頃から、ロードレースというサーキットでのオートバイレース競技を行っており、現在はその世界選手権である「MotoGP」を目指し、日々活動しています。
その足がかりとして、2019年シーズンから「FIM CEV REPSOL Moto2ヨーロピアンチャンピオンシップ」という、ヨーロッパを舞台に開催されるシリーズ戦への挑戦を開始しました。
ここのプロジェクトに取り組む訳
これまで、応援してくださる沢山のスポンサー様、ファン・サポーターの皆様に支えられてレース活動を続け、ここまで夢を追いかけてきましたが、現在、僕のレース人生で過去にない、非常に苦しい状況に陥っています。
昨年のヨーロッパ選手権の、自身2年目となるシーズンが開幕するはずだった同じタイミングで、世界中をコロナという疫病が覆いました。
世界は日々深刻さを増し、様々なことが困難になっていき、現在多くの人たちの報われなかった努力と時間、想いが溢れています。
そんな多くの人達の、叶えたかった夢、目標が、挑戦すらさせてもらえず無情にも潰えていくニュースを、何度目に耳にしたか分かりません。
僕はこれっぽっちも他人事には思えず、自分にも降りかかるコロナの影響と戦い、なんとか昨シーズンを走りきりました。
そんな日々を送るなかで、僕のなかにある想いが芽生えました。
『自分だけの想いだけではなく、自分以外の誰かの報われなかった努力、時間、全ての想いを乗せて、一緒に戦うことはできないか』と。
僕自身も沢山の方に応援していただいて、期待していただいているにも関わらず、ヨーロッパでまだまだ納得のいく結果を残せていません。
2021年 CEV Moto2クラスで表彰台、優勝という結果を残し、2022年に世界選手権参戦という目標を応援してくださっているスポンサー様、ファンの皆様と共に叶えたい。 そして、多くの方の報われなかった気持ちも一緒に清算したい。
こんな世の中でも、僕が全力で走る事によって少しでも楽しんでもらいたい。そして、どんな状況にも諦めない勇気を持ってもらいたい。
絶対にコロナに負けない。
そんな想いを胸に、プロジェクト『NEVER GIVE UP‼ ~再びヨーロッパへの挑戦~』を開始させていただきます。
僕の参戦しているヨーロッパ選手権に一年間参戦するためにかかる費用はとても莫大で、マシンやタイヤ、パーツ代を含む契約金が約1400万円、サーキットを転戦する為の渡航費、滞在費を合わせて約200万円、総額約1600万円という費用が必要で、その全てを実費でまかなわなくてはなりません。
当然のことながら、サポートして頂いている企業様、ファンの皆様も同様に、このコロナ禍により厳しい現実と戦われている状況ではあると思います。
しかし現状、皆様のサポートによってレースに参戦できている僕にとっては、夢を追うことどころか、レーサーとしてのキャリア継続も危ぶまれてしまっている状態です。
やっとの思いで参戦を開始したヨーロッパ選手権、全てを犠牲にし、人生を賭ける想いでここまで続けてきました。
こんなところで、こんな理由で諦める事は出来ません。どうしてもここで挑戦を止めたくありません。
そこで、皆様にお願いがあります。
このプロジェクトで、2021年シーズンを共に戦って下さる、
『2021