創業100年を超える世界屈指の老舗カトラリーメーカーが作った携帯カトラリー

創業100年を超える世界屈指の老舗カトラリーメーカーが作った携帯カトラリー
ノーベル賞晩餐会で使用されているカトラリーを作る工場から、愛らしいフォルム、かつ機能性ばっちりなスプーン&フォークをお届けします!持ち歩きできるカトラリーで、普段の食事を少し特別にしませんか?


はじめに

こんにちは!

このプロジェクトをご覧いただきありがとうございます。私たちTre-Share(トレシェア)は「地域の宝物をあなたに」というテーマのもと、各地域の中高生が中心となって私たち東京の大学生と地元の宝物を見つける活動をしています。

☆トレシェアの活動をもっと詳しく知りたい方はこちら! Tre-Share公式ホームページ

今回は金属加工の町として有名な新潟県燕三条を訪れ、「山崎金属工業の『ASSAR』」 を発見しました。
シンプルで、どこか愛くるしいデザイン

株式会社山崎金属工業(以下・山崎金属工業)にはいくつかのシリーズがありますが、『ASSAR(アッサー)』というシリーズは「いつもの食事を、特別なひとときに」という想いのもと開発されました。『ASSAR』という商品名の由来は「1日の始まりである朝に、何かに挑戦する意欲を後押しする存在でありたい。」というもの。こだわり抜かれたデザインからはそんな開発者の想いをみることができます。

まず一番に目につくのは、コロッとした愛くるしいフォルム。シリアルやお粥、スープ、スクランブルエッグなど、多様な食事に対応出来る様にデザインされています。また、食器を洗う手間を少しでも短縮できるようにフォルムがシンプルに設計されています。

© 2021 YAMAZAKI KINZOKU KOGYO Co.,Ltd.どこか惹かれる可愛さがあるというデザイン性だけでなく、どんな食べ物にも使える優れた形状がASSARの特徴です。
持ち運べるカトラリー!

また、ASSARは専用のケースに入れて持ち運ぶことが出来ます。環境問題についての意識が高まり、マイバッグやマイストローが当たり前になった時代。カトラリーだって自分だけのものがあったら素敵ですよね。ASSARを持ち運んで環境に優しい生活を送ってみてはいかがでしょうか?

© 2021 YAMAZAKI KINZOKU KOGYO Co.,Ltd.

手間をかけているから出せる光沢感

さらに『ASSAR』の特徴は、その鏡のような艶やかな光沢感にあります。しかし、この輝くカトラリーを完成させることは、そう簡単ではありません。素材選びから、成型加工、さらに磨きの工程といったすべての工程にこだわりがあります。

一般的なカトラリーでは約10工程ほどとされる磨きの工程ですが、山崎金属工業では熟練の職人により、35工程、デザインによっては50以上の工程をかけてつくられています。特にこだわられているのが研磨の工程。まだ完成形となっていない素材の段階で研磨を行うことで傷や穴を消したきれいな下地の状態を作ることができます。この工程を加えることによって最後の研磨の際により輝きがでて、黒光りするような美しい輝きが出ます。ASSARは面が広い設計のため、特に気を使って磨きの工程が行われています。さらに加熱処理を行って、ようやくこの上質な艶やかでしっとりとした光沢に出会えるのです。

© 2021 YAMAZAKI KINZOKU KOGYO Co.,Ltd.

また、滑らか、かつ艶やかな仕上がりを追求するのは、見栄えのためだけではありません。

実はスプーンは「最も怪我をする確率の高いカトラリー」だと知っていましたか?スプーンはフォークやナイフよりも直接口に入れることが多いため、最も怪我をする確立が高いと言われています。だからこそ、安全性を高めるためにも磨きの工程に手間をかけ、より滑らかな表面にすることにこだわって製造されています。

長年、洋食器の製造に関わってきたか