最高峰の柑橘を目指し全国の人にお届けしたい!!

最高峰の柑橘を目指し全国の人にお届けしたい!!
元・築地の果物競り人が果物農家になり、植物生理学の観点から突き詰めて最高峰の味を求めました!不知火という柑橘(通称デコポン)のポテンシャルを究極に引き出し、糖度26.9度という一般的な品質水準の2倍の数値をクリアしました!さらに上のレベルを目指し全国の皆さまにお届けできるように取り組みます!

■はじめまして。池元農園代表の池元航です。この度は私達のクラウドファンディングに興味を持っていただきありがとうございます。

私は鹿児島の獅子島という小さな離島の柑橘農家に生まれ、高校大学と農業専攻で柑橘を学び、鹿児島県の果樹試験場という所でも柑橘栽培の研修を受けておりました。

その後東京の築地市場の青果市場に就職し、ここでも柑橘の競り人となりました。目利き力を養いながら全国の果物名人農家のもとを訪れているうちに「自分もこの名人達人と並ぶような人を感動させる果実を作ってみたい…!」という感情がいつしか抑えられなくなりました。

脱サラし故郷の獅子島に戻り農家となり、植物生理学に没頭しながら研究と実地試験を積み重ねていきました。そして遂に簡易的な測定ではあったものの、一般的に流通している品質の2倍の数値の糖度26.9度を達成しました!

今シーズンはさらにその年の上昇曲線を上回るペースで推移しており、間違いなく最高の果実が誕生する最高のシーズンを迎えられそうです!

糖度の過去最高記録は2019年4月17に記録した26.9度でしたが2021年1月30日に25度を突破しました!柑橘業界初となる糖度30度超えも射程範囲です!!
■0→1はできた、次は1→100にして全国の皆さまにお届けすること!

クオリティ追求を突き詰めた生産技術の確立、0→1を生み出すことはできました。生産体制の強化とさらなる研鑽を進めていく上で、今度は土地の確保が必要となりました。

私の住む獅子島が位置する鹿児島県の出水郡は、昔から温州みかんなど柑橘栽培の適地でありながら、近年は次世代の担い手不足もあり耕作放棄地になりかねない園地が増える一方でした。そこで今回のプロジェクトでそういった園地の再整備に加え、3,000本以上の苗木を植えて生産供給体制の強化にぜひ取り組みたいと考えています。

(新たに確保した土地の写真です)

また、農作物は生き物であり、それぞれ個性があります。流通時の数値的な品質安定化のため、非破壊の光センサー糖度計の導入を検討しています。

非破壊で計測できるため流通時の品質の統一化のほか、樹に成っている状態で同じ個体を継続調査して数値を把握できるのでさらなる技術開発や研究に役立ちます。

今回のプロジェクトは単なる規模拡大だけでなく、

・研究機関と栽培現場の連携した拠点の確立

・農業を志す若者のスタートアップサポート

・スマートアグリなどIotや機械化を前提とした試験圃場

以上のような構想で一番最初のキックオフとしたいと考えています!

■植物生理学に基づいた基礎基本を徹底する栽培技術

まず土作りで健全な根っこをたくさん作る栽培方法をとっています。土壌には多くの微生物が棲んでいます。微生物はミネラルなどの養分を植物が吸収しやすい状態へと変化させる働きがあります。さらに微生物には植物ホルモンを作る種類も存在します。多様な微生物が住む環境を確保するため、まずは土着の微生物が活発化するようにボカシ肥料や、近年健康や美容にも注目されているフルボ酸などで土壌の状態を整えていきます。

(安全性はもちろん天然由来の成分で植物に刺激を与えています。写真は微生物から生産された成分の液体肥料です。)

また土作りだけでなく、アミノ酸・核酸・ミネラル類を生育のタイミングに合わせて樹上へ散布することで刺激を与え、植物本来の能力を引き出します。これらを行うことで植物本来のホルモンが活性化し、植物の中の水の流れが活発になることで果