お味噌汁で旅する気分に。各地の特色あるみそ蔵の味を食べ比べ。【日本みそ蔵巡り】

お味噌汁で旅する気分に。各地の特色あるみそ蔵の味を食べ比べ。【日本みそ蔵巡り】
●日本各地の特色ある味噌蔵さんのお味噌を使って作ったフリーズドライのお味噌汁。●お味噌やお味噌汁の魅力を伝えるために「おもてなしセレクション」金賞受賞。しかし、コロナ禍で売れず、在庫が多数。●コロナ禍で遠出でできない今こそ、「味噌汁で旅する気分に」。

はじめに・ご挨拶

はじめまして、味噌汁専門店「美噌元」の長船(オサフネ)と申します。よろしくお願いします。

私たち美噌元は「The best 椀(one)for you お椀を前に、ほっとなごむひとときを」テーマに、

食卓の添え物としてだけなく、さまざなシーンでご利用いただける味噌汁商品の開発・販売を行っております。

贈り物のシーンに使える美噌汁最中、懐石料理の味噌汁をご自宅で味わる湯葉で包んだお味噌汁。クイっと飲める具なしタイプのお味噌汁しじみエスプレッソ。 食卓の主役級のボリューム感と満足感がお味噌汁美噌元の豚汁(レトルトタイプ)など。

※先日3月18日、東京の自由が丘に本店をオープンしました。
各地の特色ある味噌蔵の味噌を使用して作ったフリーズドライのお味噌汁「日本みそ蔵めぐり」

さまざまな切り口のお味噌汁を商品開発販売している美噌元ですが、今回のプロジェクトでみなさまに知っていただきご支援いただきたのは「日本みそ蔵めぐり」というフリーズドライタイプのお味噌汁。日本全国各地で、気候、歴史、蔵によって味噌の種類も様々です。

味噌の原料も「米」が使われることが多いものの、中部地方では「豆」、九州や四国の一部の地域では「麦」が使われます。そんな味噌の違いを簡単に知っていただくために、日本各地の味噌蔵を訪ね、フリーズドライの味噌汁を作りました。

お椀に熱々のお湯150ccを注ぐだけで旅する気分を楽しめます。

味噌蔵の違いをお楽しみいただけます。
9つの味噌蔵から9種類のお味噌汁

北は北海道から、南は九州まで。 9か所の味噌蔵のご協力を受け賜り9種類のお味噌汁が出来上がりました。

(1)長野県山吹味噌の「白山吹」を使用したフリーズドライのお味噌汁

厳選した大豆・米・天日塩を使用し、熟成期間・自家栽培酵母などいろいろこだわりがある、信州白こし味噌です。具材はねばねば野菜のモロヘイヤと長芋とオクラです。

<山吹味噌について>長野県小諸市荒町江戸時代、信州・小諸は中山道・北国街道、甲州街道が交差する場所にあたり、江戸や上方、越後や上州からの人々と物資が足繁く行き交いました。北国街道筋という現在地に初代小山久左衛門正顕が創業したのは、今からほぼ340年前の延宝2年(1674)。 もともとはもう少し山辺で農業と醸造業を手がけていたものを、小諸城下町づくりに伴って移り降り、醸造業に精魂傾けたのでした。

(2)北海道 岩田醸造の「紅一点 十勝」を使用したフリーズドライのお味噌汁

大豆は味噌用好適品種”トヨハルカ”(十勝産)麹に北海道産米”ゆきひかり”を大豆と等量使用しました。これに天日塩を組み合わせて甘口で芳醇な味噌が出来上がりました。 具材はたまねぎ、コーン、アスパラです。

<岩田醸造について>北海道札幌市

岩田醸造(株)は、北海道を代表する味噌蔵です。1892年に北海道野幌屯田兵村で、丸の岩田商店を開業したのが創業です。現在の製造工場は、支笏洞爺国立公園に連なる緑豊かな千歳の平原に位置しています。
(3)広島県新庄みその「かきだし入りみそ」を使用したフリーズドライのお味噌汁

広島県産のかきから、かきエキスを抽出、そのエキスを鰹、昆布のだしと調合し、まろやかでコクのあるみそに仕上げました。広島ならではだし入りみそです。具材は小松菜・ほうれん草・ごまです。

<新庄みそについて>広島県広島市西区三篠町

広島は自然豊かな土地ですが、とりわけ水の美しさには定評があります。日本海へと注ぐ江の川のたもとに新庄みその吉田工場はありま