はじめに
毎日身をすり減らしながら新型コロナウイルスの患者の手当をされている医療従事者の方を目の当たりにします。社会に貢献したいという思いから医学部に進学した私たちですが、今、何もすることができず歯がゆい思いをしていました。そんな中で、なんとか私たちでもできることはないかと考え、大阪市立大学医学部1年生が「私たちに今できること」をテーマにチャリティーコンサートを開催することにしました。音楽にはひとの心を癒す力があると考えています。全国にいる早期医療体験プログラムOB・OGの医学生に全面協力を受け、コロナ禍で閉塞感のある社会に音楽を通して勇気と希望をお届けします。また、クラウドファンディングや募金を行い、医療従事者の方々に支援を行いたいと思います。是非ご賛同頂けると幸いです。よろしくお願いいたします。
解決したい社会課題
昨年二月より世界各地で爆発的にCOVID-19が広がっています。緊急事態宣言が発令され、学校は休校もしくはオンラインとなり、日々の生活が一変した一年を経験しました。医療従事者の方は、防護服を身にまとい毎日感染のリスクにさらされながら患者さんの治療に当たっておられます。医療従事者ではない方も、自粛を求められ、これまで通りではない生活を強いられています。そこで、直接はまだ医療に携わっていない今だからこそできることを考え、音楽の力で社会に貢献しようと思い立ちました。コロナ禍で、人同士の繋がりが疎遠になっている中、海外での受賞歴もあるメンバーを含む私たちの演奏を通して、”繋がり”を感じて頂ければ幸いです。
このプロジェクトとその先について
「私たちに今できること」をしたい!という想いがこのコンサートを開催するきっかけとなりました。他大学の医学部に進学する医学生もこの想いに賛同してくれています。私たちは、このコンサートを継続し、他大学の方も巻き込みながら発展させていきたいと思っています。全国に「私たちに今できること」という行動が広まることを願っています。
応援メッセージ(協賛頂いている企業、学生)
2020年から続くコロナウィルス感染症によって日本のみならず世界は大きく様変わりしました。人々の生活は止まり世の中には閉塞感が漂いました。とりわけ医療現場への負担は、相当なものと感じております。今回のコンサートはそんな医療従事者の方達を中心とした幅広い人達への希望となる演奏会を将来の医療を担う若者達が、企画したイベントとの事で当社の基本理念である「encourage by music」(音楽で勇気を送る)に沿うものと理解しております。
そんな若者の皆さんにエールを送ります。
大東楽器株式会社 代表取締役社長
細川 晃平
将来は医師として医療に携わりたいと思う一方で、自分を含めて多くの医学生は崩壊しかけの医療に対して何もすることが出来ないことに対してもどかしさを感じています。その中で自発的に何かをしようと考え、活動することにはとても意義があることだと思います。全力で応援しています!!
兵庫医科大学 医学部医学科 2年
山田和輝
資金の使い道
コンサートを開催するにあたり必要な経費(約12万円)に使わせて頂きます。当クラウドファンディングへ頂いた支援金のうち、必要経費を差し引いた全ての支援金を用いて、コロナ治療に関わる物資を購入し、大阪看護協会様へ寄贈いたします。フラット式おむつ等を寄贈させて頂きます。
また、コンサート当日、終演後の会場にて、募金箱も設置します。ご協力どうぞよろしくお願いいたします。
※寄贈先である大阪