冷却水槽で常にフレッシュな状態で
豆乳のタンパク質はまさに生き物であり、温度管理が命です。靖一郎豆乳のような添加物等をいっさい使用しない濃厚な豆乳であれば、まさにそうです。生産後はすぐに冷却水槽にて2℃の水温にて保管・管理し、出荷までの鮮度を最大限に保ちます。また、水冷循環により、夏場や冬場など、季節を問わず一定の温度管理を行うことで、一年を通してまったく同じ条件(温度管理)が維持できます。そうすることで添加物を使わなくても2週間の冷蔵保存が可能になるのです。
なぜ袋パッケージなのか、理由があります。
一般的に豆乳といえば、紙パッケージや、ボトルなどで市販されているものをよく見かけます。しかし、靖一郎豆乳は利便性より品質を最優先しています。この袋パッケージでの販売を決断したのは、なによりおいしくできあがるからです。袋に詰めるときも、気泡が入らないように注意しています。気泡が入ると、酸化が進んだり、風味が落ちやすくなります。また、パッケージに切り目を入れると便利ですが、その分、製造時間がかかり、酸化が進みます。新鮮なまま、そのおいしさを少しでもはやくパッケージしたい。だから、靖一郎豆乳はパッケージをハサミで切っていただき、グラスにそそいで飲んでいただきたいと思います。靖一郎豆乳ならではのフレッシュで深いあじわいが立ちのぼってきます。
1日の大半を清掃作業に
靖一郎豆乳のこだわりは豆乳づくりだけではありません。豆乳づくりは、酸化を防ぐため製造するときは一気につくります。しかし靖一郎豆乳の1日はそれで終わるわけではありません。製造前に清掃1時間半、そして製造後に清掃3〜4時間。タンクの中はもちろんパイプの中まで丁寧に清掃します。豆乳のタンパク質は菌が繁殖しやすい。少しも大豆のカスを残すことなく、隅々にまで清掃されているからこそ、大豆と水というシンプルな素材の持ち味を最大限に引き出すことができるのです。つまり、完全無添加の、ごまかしのきかない靖一郎豆乳のおいしさは、日々の、時間と労力を惜しまない、徹底した清掃が支えているのです。
プロにこそ愛される豆乳
素材を吟味し、製法にこだわった靖一郎豆乳。
そのおいしさをまず認めたのはプロの料理人の方々でした。ミネラル感がある靖一郎豆乳は、プロの舌に応え、感性を刺激して新しいメニューに使われております。料理人の方々の多大な応援によって靖一郎豆乳は支えられているのです
料理人の創作意欲を刺激する味覚と香り。
妥協を知らない素材への追求と、追随を許さない独創的な料理の数々。ミシュラン2ッ星に輝く「カハラ」は、日本のみならず、海外の食通にも高く評価されています。オーナーシェフ・森義文さんは、農林水産省が与える「料理マスターズ」の第1回目の受賞者であり、2011年には「現代の名工」、2015年には「黄綬褒章」を受賞されています
森さんは言います。「靖一郎豆乳には大豆本来の甘味やコクがあり、それでいてさわやかです。あわびとエビの1品では出汁として靖一郎豆乳を使用。少し蒸すことでトロとさせるだけでなく、上品な甘さも引き出しました。また、靖一郎豆乳のおからも気に入っています。甘さと香りのバランスがすばらしい