を及ぼし、2020年5月のパリでのW杯の開催はZoomとFacebookLiveを使用したオンラインでの開催となりました。
日本からはPSJ2019年大会優勝の川原寝太郎氏が出場し、オンラインで多くの人々が観戦しW杯の雰囲気や熱気を、画面越しではありますが皆で体感、共有することができました。
その日から
「この素晴らしい高まりを1年も放置してはいけない」
「この素晴らしい体験ができる一番の当事者の席を、何も試みないままに空席にしたくない」という気持ちがはっきりと、日に日に大きくなりました。
状況から開催は困難を極めること、その為にどなたも新スラムの発足に着手できない状況であること。
だからこそ、私たちがやる意義があるのではないか。
その気持ちの元に集まった 三木悠莉、Jordan A.Y Smith が運営代表となり
新たな日本大会=KOTOBA Slam Japanを発足することを決定いたしました。
パリW杯運営側へは2020年7月、上記の経緯と、新大会の発足をお伝えし、
2021年1月に決定予定の日本代表に、同年5月開催予定のW杯への出場オファーを頂く旨をお約束頂き
2020年10月に大会開催を発表、11月より8つの地方予選大会を開催、
2021年1月23日には全国大会が行われ、石渡紀美さんが優勝、今シーズンの日本代表に決定致しました。
先日開催された全国大会と、8つの予選大会の映像です!ぜひご覧ください↓↓↓
これまでの活動
CINRA.NET様による主催2名のインタビュー
この大会の運営代表である2人、
三木悠莉は、PSJ2017年秋大会、2018年大会で全国優勝、
2018年5月のパリW杯へ出場し、そのW杯でチャンスを得て、
その後モスクワのポエトリーフェスティバルに招聘される展開も経験しました。
Jordan A.Y Smithは、本人もPSJでは2度ファイナリスト進出を果たしただけではなく、
パリW杯へ出場する例年の日本代表者の作品の英翻訳も担当して来ました。
実現したいという気持ちだけではなく、今までに得た「パリへの道へ関わる喜び」の実体験を持った2人が中心となり発足致しました。
私たちは今シーズンだけではなく永続的にこの大会を開催し、
次世代のパフォーマーや運営者へとしっかり引き継いで行きたいと考えています。
今後も年に1度、この大会を開催し、日本のパフォーマーを世界へ送り出していく所存です。
私たちのプロフィールは以下の通りです。
翻訳家・詩人
【 ジョーダン・A. Y.・スミス 】
翻訳家、詩人、比較文学・文芸翻訳を教える准教授。
2018年BBC Radio 4の詩作冒険番組に出演(2019年共著詩集『樹海詩集:森の入口』として、著作化をプロデュース)。
他に米アイオワ大学で発表した共著チャップブック詩集『√IC: Redux』(共著者:カニエ•ナハ、永方佑樹)も。また、「Tokyo Poetry Journal」編集長として、日本のポエトリー世界の「今」を紹介する特集等を担当した他、翻訳者として吉増剛造、最果タヒ、古川日出男、三木悠莉、三角みづ紀、文月悠光などの英訳も行う。
ポエトリー・スラム・ジャパン2017年準優勝、2018年全国大会ファイナリスト。
UCLA、高麗大学、上智大学、早稲田大学などで教鞭を執った経験を持つ。
ポエトリーリーディング・スラムポエット・詩人
【三木悠莉】
ポエトリーリーディングやスラム出場・イベントを企画を行う詩人。
ポエトリースラムジャパン2017秋